コロナの影響で、飲食店が大変というニュースを見ました。
息子のアレルギーもあって、家族で外食をすることは滅多にないのだけれど、テイクアウトをお願いしてみることに。
ネットで探してみると、コロナのせいでテイクアウトやデリバリーをはじめましたという記事がいっぱい。出前といえば、お蕎麦屋さんかラーメンかピザくらいしか知らなかったので、少し驚きました。

はじめに、前に行ったことのある地元の店にお弁当を頼みました。子どもたちは手鞠寿司弁当、奥さんと僕はお刺身付きの幕の内弁当。はじめての味に子どもは大喜び、大人はお酒が進みました。
次に頼んだのはラーメン。といっても出前ではなくて、麺とスープのお取り寄せのやつ。入っている煮干しのパックでスープをつくる。台所には白い湯気がもうもうと立ち上がり、なんだかラーメン屋の厨房気分も味わえた。
いちばん最近食べたのは、奥さんの知り合いがやっている横浜のイタリアンの店のもの。パスタソースを5種類送ってもらい、家族で食べくらべをしてみた。僕が家でつくるのはミートソース味だけなので、子どもたちは喜んでいる。サラダとワインも用意したので、なんだか豪勢な雰囲気になった。

外出自粛で息苦しい日々がつづいていて、でも、それだからこそ発見できたこと。不自由のなかに自由を見つけた感じ。飲食店のみなさま、ありがとうございました。

● ケンゾー