坂ノ途中は、2020年5月から、「野菜がめぐるコンポスト」の取り扱いをはじめました。
生ゴミから堆肥をつくってくれるコンポストに、坂ノ途中らしいお裾分けをセットにしたものです。

僕たち坂ノ途中が扱うのは、基本的に日常の暮らしのなかにあるものです。
生活という営みのなかで、環境に負荷をかけない方向へとシフトしていく。そのきっかけをつくりたいと思っています。

一度きりではわからないこと、つづけていくことの楽しさとかわずらわしさとか、長い時間をかけた繰り返しの先で目にすることができる眺めとか、それを分かち合いたい。
お野菜の定期宅配をいちばんにおすすめしている理由もそこにあります。

「野菜がめぐるコンポスト」が担うのは、小さな資源循環です。
ゴミを減らそう、資源のリサイクルをしよう、すごく大事なことだからこそ、ずっと、長くつづけられるようにしたい。
お野菜と一緒にコンポストを暮らしに取り入れてもらうことには、大きな意味があると思っています。


坂ノ途中が取り扱うコンポスト、正式な名称はLFCコンポストといいます。
小さなコミュニティで、だれでも参加できる食料サイクルをつくる。半径2kmのエリアのなかでの循環生活の実現を目指すローカルフードサイクリングさんが開発したものです。
代表のたいら由以子さんとは、出会ってもう5年ほどが経ちます。おたがい共感するところも多いけれど、ベースが福岡と京都なので、しょっちゅう会うわけではない。心を落ち着けた、長いお付き合いになっていきそうです。

そして、「野菜がめぐるコンポスト」には、坂ノ途中からのお裾分けが入っています。
最初は、自社農場のやまのあいだファームで育てたライ麦からつくった麦わらストロー。1本1本、太さが違い、色もバラバラ。使い終えたら小さくしてコンポストに入れられます。
詳しい使い方はこちらを見ていただければと思いますが、坂ノ途中は自社便の配送をしているので、ゆくゆくは、コンポストができたけれど使い途がないというお客さまから回収するしくみも考えています。回収→やまのあいだファームの堆肥に→育てたお野菜をお客さまに、そういう循環。


小さなことであったとしても、「つづけること」を、僕たちはとても大切にしています。
「農業を持続可能なものにしていこう」そんな大層なことを言っていても、それが日々の積み重ねの先にあることを知っています。

コンポストを使うのって、微生物の活躍を実感できる、とてもわくわくする体験です。楽しんでくださいね。

●小野邦彦


野菜がめぐるコンポスト[定期宅配] はこちらから