秋は根菜がしみじみとおいしい季節。ところで、ごぼうはお好きですか? もちろん好き! 土っぽい風味がちょっと……といろいろな声が聞こえきそうですね。
定番のお野菜である一方、使いづらい印象もあるごぼうもっと簡単美味しさ引き出せる一品レシピ担当のはらだ教えもらいました。
ごぼうが苦手だったあなたも、きっと食べたくなっくるはず。

きんぴらごぼう煮物、ポタージュやガトーショコラも。ごぼう使った料理は和から洋、おかずからスイーツまでさまざま。でも実は、ごぼうお野菜とし、食べいるのは世界のなかで日本くらい。ヨーロッパや中国では、野生のごぼうの葉や根草とし使うだけなんだそうです。

 日本人はおなじみのお野菜でありながら、好き嫌いが分かれやすごぼう。ところが坂ノ途中は「お野菜の中でいちばん好きと言うスタッフが。お客さま窓口で、坂ノ途中だよりのコラム「ときめき倶楽部」も担当しいる黒田珠美です。
 ごぼうのときめきポイント尋ねみると……こたえは、その存在感なのだそうです。
 何度も火入れる煮物でも、ごぼうだけは味がしみすぎず、形も崩れず、ごぼうらしさ貫いいる。さらは土っぽい香りも、がっちりとした歯ごたえも、料理ちょっと手がかかるところも好きなんだそう。ありのままのごぼうへの愛感じますね。なんだか、私もじっくりとごぼう味わっみたくなっきました。いま台所ごぼう、あったかなぁ。煮物も美味しいけれど、サラダならすぐ作れますよ。

ごぼうと卵のサラダ

♦材料
ごぼう 150g
卵 3個
にんにく 1/2片
アンチョビフィレ 1枚
オリーブオイル 大さじ1+1/2
みりん 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2
レモン汁(市販のレモン果汁でも) 大さじ2(レモン約1/2個分)
レモンの皮 適量
こしょう 少々


♦つくり方
1)ごぼうはたわしでよく洗い、千切りにします。5分ほど水にさらしてザルにあけ、水気を切ります。

2)にんにくとアンチョビはみじん切りにします。レモンは果汁を絞ります。皮は薄くそいでみじん切りにします。

3)半熟のゆで卵を作ります。鍋に卵を入れ、かぶるくらいの水を注いで火にかけます。煮立ったら火を弱め、7分ほど茹でます。氷水にとって急冷し、殻をむきます。

4)フライパンにオリーブオイル、アンチョビ、にんにくを入れ、弱火にかけます。にんにくの香りが立ったらごぼうとみりんを加え、汁気がなくなるまで炒めます。仕上げにレモン汁を加え、塩で味を調えます。
5)ゆで卵をボウルに入れ、フォークで崩します。ごぼう、レモンの皮、マヨネーズを加えて和えます。器に盛り、こしょうをふります。

 ●レシピ考案・原田有佳子

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