忙しい毎日のなかでも、手軽に、たのしく野菜を味わえるようなものを。日々に寄り添い、心を満たすおいしいものを。そんな想いからはじまった、坂ノ途中オリジナルの加工品開発。これまでは、混ぜごはんやスパイスカレーなど、野菜を使った手軽な一皿をお届けしてきました。

今回ご紹介するのは、「野菜とであうジェラート」。商品ができるまでの出会いや、商品に込めた想いを、ジェラートの蓋を開けるようにみなさまへお届けします。
※ジェラートを冷凍庫から出して、すこしやわらかくなるまでの間に読んでいただける、短めのコラムです。食べごろを待ちながら、どうぞお楽しみください。

 坂ノ途中について
「100年先もつづく、農業を。」
環境負荷の小さい農業や、ものづくりに取り組む生産者さんたちの伴走者となり、持続可能な未来へとつなげていきたい。その想いから、各地の生産者さんのお野菜やくだものをはじめ、コーヒーや加工品の販売をおこなっています。

 

開発担当スタッフにきく、ジェラートをつくろうと思ったきっかけ

商品に込められた想いを、開発担当のスタッフ、大荒里菜さんに聞きました。

― おいしい野菜と出会ったときの”最初の感動”を、もう一度届けたい

私は、じつは子どもの頃から野菜が苦手で、とくにピーマンやビーツ、しめじなど、味の個性が強めの野菜が食べられませんでした。

生産者さんから届くお野菜を使った、坂ノ途中のまかないには、季節ごとのお野菜が並びます。忘れられないのは、入社してはじめての夏。お皿の上にのっているのは、苦手なピーマン。しかも、とっても大きくて立派なピーマン……! 
せっかく作ってもらったものを残すわけにはいかない、と目をつぶってひとくち齧ってみたら、あれ?おいしい! さっと火を通しただけのピーマンのみずみずしさと甘みに驚かされました。
こうした体験が重なり、気がつけば、食べられないお野菜はラッキョウとゴーヤだけになっていました。

お野菜が好きな方や、坂ノ途中のお野菜セットをご利用くださっている方も、きっと一度は「この野菜って、こんなにおいしかったんだ」と驚いたことがあるはず。その感覚は、ただ“おいしい”だけではなくて、知っていたはずのお野菜と、あらためて出会いなおすような体験だと思っています。

新しく商品をつくるなら、そうした体験をしたときの感動を再現できるものにしたい、そう考えました。

ジェラートとであう

― 野菜を、スイーツにしてみたら?
煮たり、炒めたり、スープにしたり、ふだんはおかずとして食べることの多い野菜。
もう一度、野菜のおいしさにであう、ということを考えたとき、京都のジェラート屋さんで食べた実山椒のジェラートを思い出しました。

どんな味なのかドキドキしながら食べたら、ぴりりとした山椒特有の刺激と、そういえばミカン科だったな、と気づかされる柑橘の爽やかな香りが、不思議とミルクに合っていて。

ひと口食べたときに、甘さや香り、みずみずしさ、その野菜のちょっとしたくせまでを、意外なかたちで伝えるには、ジェラートがいいんじゃないか、とひらめきました。

そうしてはじまった、「野菜とであうジェラート」の商品開発。第2話では、ジェラートの材料になる野菜の生産者さんとのであいをお届けします。

 

お買いもの
坂ノ途中オリジナル 野菜とであうジェラート 2種セット(とうもろこし/にんじん)
3,840