こんにちは。坂ノ途中の吉村友希です。
冬の食卓をもっと楽しいものにしたい。そんな想いを込めて、坂ノ途中では12月にワインの取り扱いを始めました。
ブドウが健やかに育つ大地を、未来に残す
私たちがワインを取り扱うことにしたきっかけは、ワインの輸入・販売を行う<木下インターナショナル>さんとの出会い。
夏に移転した坂ノ途中のオフィスは、もともとインターナショナルさんの持ちものでした。お譲りいただくにあたってあれこれ話せば話すほど、両社が大切にしているものはなんだかとても似ていることがわかりました(知り合う前から坂ノ途中の宅配をつづけてくださっている社員さんもいらっしゃるんです!)。
生産者のストーリーといっしょに、農作物としてのワインを届けませんか――そうお声がけいただいて、今回の取り組みがはじまりました。
ワインだって農産物。素材であるブドウがとても大切です。その土地のもつ個性を反映したブドウを育て、その味を生かして美味しいワインを造る。
ブドウが健やかに育つ大地を未来に残すため、環境にも配慮する。品質を追求して、栽培からワインの醸造まですべてを手がけているワイナリーさんも多いそうです。
木下インターナショナルさんとの出会いをきっかけに、ワインの世界でも、手間ひまかけて丁寧に栽培している小規模な生産者さんがいらっしゃること、そして、その品質の高さがあまり知られていない場合も多いことを知りました。
特に知ってもらいたいのは、ポルトガルのワイン。ポルトガルには固有品種のブドウを守り、その土地ならではの味わいを生み出そうと奮闘する生産者さんがたくさんいます。しかし、フランスなどの有名な産地に比べるとまだまだ認知が低く、市場での評価が得にくいという課題も。
ポルトガルに限らず小規模なワイン生産者さんでは、一般的な流通にのせられるだけの生産量が確保できないことも多いです。環境に配慮し、サスティナブルで美味しいワイン造りを。小規模でも、そんな熱意あふれる生産者さんたちの販路となっていきたいと思っています。
2022年からは、生産者さんのストーリーとワインを毎月お届けしていく予定です。お野菜を使った、ワインにぴったりのお料理やおつまみのレシピも。楽しみにしていてくださいね。
ワインの取り扱い基準
ワインは、坂ノ途中のコンセプトに沿ってセレクトします。
- 環境に配慮して栽培されたブドウをつかっていること
- 余計なものを添加していないこと
- 野菜を使った季節のお料理にあうこと
この3つの観点で選びます。
丁寧につくられた美味しいワインを、季節のお野菜料理に。坂ノ途中のお野菜とワインで、楽しい時間をお過ごしください。
Instagramでは、一緒に企画をしたスタッフさえさんと一緒にワインの取り扱いを始めた経緯についてお話しています! よろしければご覧ください。
≫坂ノ途中がなぜワインを取り扱うの?