早いもので今週から9月ですね。今週9月1日は、立春から数えて「二百十日」。宮沢賢治の『風の又三郎』で、風の子・三郎が転校生としてやってきた日です。どっどど、どどうど、という激しい風を連れてやってきた不思議な男の子は、台風と一緒に去っていきます。二百十日の頃は台風の多い時期とされ、農作物の無事を祈る「風鎮め」のお祭りが、昔から各地で行われてきました。

今週は、ながーいおまめ、ささげをピックアップします!食べごたえのあるボリューム感と、豆らしい甘みがとってもおいしいです!
レシピは旬のささげとナスをたっぷり使った和えもの。彩りさわやかです。ぜひお試しください◎
 

ささげ


ささげは、アフリカ原産のマメ科の野菜です。海路でインドへ渡り、そこからシルクロードを通って中国へ伝えられました。
日本へやってきたのは平安時代。東大寺の日誌に、「大角豆」として登場しています。

夏から秋にかけてお届けしているのは、若どりのさや。
特徴はなんといっても、その長い長い姿。食べごたえ抜群です。
もきゅもきゅの歯触りを残しさっと塩ゆでして和えものにしたり、炒めものにしたり、天ぷらにしたり、きんぴらにしたり、お味噌汁に入れたり。色々な食べ方で楽しめます。
ささげを使ったレシピも、こちらでご紹介しています。
ささげの翡翠和え

乾燥すると元気がなくなってきてしまうので、保存は新聞紙などにくるんでポリ袋へ。
見た目はあまり変わりませんが、食味が落ちるのは早い野菜なので早めにお召し上がりください。固めにゆでて冷凍保存もできますよ。

ささげは、坂ノ途中の自社農場「やまのあいだファーム」でも育てています。
秋、これだという良いさやを収穫せず残しておき、豆をとり翌年のために乾燥させるーそうして種をつないでいく様子をつづっています。
こちらもお読みいただけると嬉しいです。

2019年11月18日・ささげと
2020年10月28日・ささげ