青い空と、
挑戦する気持ちを後押ししてくれる、空気。
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月に一度、坂ノ途中の編集室のウェブマガジン「日和 びより」をお届けします。
お野菜をはじめ、わたしたちが取り扱うもののこと。生産者さんのこと。暮らしのこと。坂ノ途中のスタッフが今、どんなことを考えているのか。
そんなあれこれを、ありのままにみなさんにお伝えしていきます。
#お野菜、よもやま

景色が、どんどん緑色に変わってきている。
近所の並木も、畑も森も、きらきら輝いてまぶしい。
5月のお野菜セットには、やわらかな小松菜、みずみずしいスナップエンドウ、しゃきしゃきのレタス、そんな「季節の顔」が並びます。
旬の時季にこそ、おいしく、たっぷり味わってもらいたい。そう思って、お届けしていますが、お楽しみいただけているでしょうか?
わたしは、つづけて同じお野菜が届いたり、食べ慣れたお野菜を前にすると、「またか……」と思ってしまうことが、正直、あります。
でも、そんなときは「視点を変える」チャンス。
たとえば、同じ小松菜でも、品種や育った場所、季節によって味わいがちがいます。この時季、高原の畑では、朝露をまとってやわらかく。早くも夏日がつづく畑では、太陽を浴びた力づよさを感じる。そんな個性に気づくと、なじみのあるお野菜も、いつもとは違って見えるかもしれません。
また、お野菜セットには、毎回ちょっとしたテーマを込めています。初夏の光をまとうサラダと、ほてった体を癒すほっこり煮物。そして、ため息を解放するスープ。メニューを思い浮かべながら、わたしたちセット組担当のスタッフがお野菜を組み合わせています。今回のテーマは何だったんだろう? と想像していただくのも、おもしろいかもしれません。
それから、わたしがときどきやっているのは、お野菜に「挑む」気持ちでキッチンに立つこと。食べ慣れたお野菜を、いかにイメチェンできるか、挑戦です。炒め物にしてしまいがちな小松菜は、サラダにしてみたり。レタスは生ではなく炒めてみたり、お味噌汁に入れてみたり。お野菜の新たな一面と出会えるので、おすすめです。
箱を開いたとき、「また小松菜?」ではなく、「今回の小松菜はどんな味だろう?」と思ってもらえたら。畑や田んぼの景色と、そこにいるつくり手に想いを馳せてもらえたら。そのために、今日も試行錯誤の真っ最中です。
そんなわたしたちの存在も、すこーしだけ感じていただけたら、とってもうれしい。
語り・古田佐恵子(セット組担当)
#in my little kitchen

わさび菜の、おいしい食べ方(飲み方)をひとつ。
すっきり爽快な、バナナ豆乳スムージー。
わさび菜の、太い茎に蓄えられた水分、縮んだ葉に詰まった香りと、ピリッとしたほのかな辛みを、余すところなく味わいます。
朝につくりたてを飲むと、シャキッと一日をはじめられます。
ポイントは、葉の先までみずみずしく、香りの鮮やかなわさび菜でつくることです。
「青菜とバナナの豆乳スムージー」
レシピはこちら≫
文・武岡萌(レシピ/編集担当)
#いいもの、ひとつ

書籍『6わのからす』
著者 レオ・レオーニ作 谷川俊太郎訳 出版元 あすなろ書房
麦畑をめぐって対立する、からすと農夫の姿に、どんなに願っても争いのなくならない、この世界が重なります。「ことばのまほう」が、あの国にも、あの国にも、届いたらいいのにな。
文・日和編集チーム


