こんにちは、広報くらたです。 今週24日はクリスマスイブ。ヨヨギやキョードーも店内を飾り付け、いつもよりちょっぴり華やかです。クリスマスイブが舞台の物語はたくさんありますが、いちばんに思い浮かぶのは「くるみ割り人形とねずみの王様」です。子どものころ、ドイツのクリスマスの美しい飾り付けや人形の国の夢のような情景にワクワクしたり、おもちゃたちvsねずみの大群の大バトルに怯えたりしたものでした。。みなさまにとっての「クリスマスと言えば」は何ですか? 今週は、京都市の農家さん、オーガニックnicoさんをご紹介します!ミニトマトや九条ネギを出荷してくださっている農家さんです。 レシピは、ミニトマトの酸味がさわやかなオニオングラタンスープ。クリスマスパーティにもおすすめの一品ですよ◎  

***農家さん紹介:オーガニックnicoさん(京都府京都市)***

  オーガニックnicoさんは、もともと光センサーの研究者だった中村さんが2010年に設立した農場です。約15,000㎡の畑で、土づくりにこだわり、生態系を生かした野菜作りに取り組んでいらっしゃいます。 nicoさんが掲げているのが、「ニコニコ(2525)運動」という取組み。いまは1%にも満たないと言われている、国内の農産物における有機農産物の割合を、2025年に25%まで引き上げよう!というものです。 オーガニックnicoスタッフ近藤さんは、「いまは1%の大きな壁を感じるけれど、ニコニコ運動で有機農産物があたりまえな世の中にしたい、もっと多くの人と環境のこと、食べ物のことを考えていきたい、だから野菜も丁寧に説明しながら販売するよう心がけている」そうです。 nicoさんは、「エコグリーンハウス」という、自然の熱や光のエネルギーをできるだけ活用した、人と環境に優しいハウスの研究開発にも取り組んでいます。 「エコグリーンハウス」は、太陽の熱を最大限生かすように設計されたハウス。ボイラーを炊かない状態でも、通常のビニールハウスより数℃高く、ハウス内の気温を保つことができます。 このハウスで加温をすることで、nicoさんでは冬の間もミニトマトの栽培が可能になりました。加温に使用している燃料は、主に木のペレット。京都の森の環境を守るために間引きされた木材から生まれたものです。 nicoさんの土づくりや「エコグリーンハウス」の技術開発、「ニコニコ運動」の根底にあるのは、「目の前の野菜を売るだけでなく、将来世代のことも考える」こと。 自然の恵みを未来へ引き継いでいくために、様々なことにチャレンジし続けるnicoさんのお野菜は、香りが良く味がしっかりしています。お楽しみいただけたら幸いです!   エコグリーンハウで育つミニトマト。味がぎゅっと詰まっています◎  

***

  ミニトマトを使った、今週のレシピ「トマトオニオングラタンスープ」もぜひお試しください~!寒い日におすすめですよ。 それでは、また来週!