今秋、坂ノ途中OnlineShopで販売がはじまった、島根・奥出雲〈森田醤油店〉さんのお醤油。こいくち、うすくち、生醤油……といろいろ種類があるけれど、それぞれどんな味? お料理にはどんなふうに使い分けたらよいのだろう?

まずは自分たちで味わってみようと、日々商品の魅力を会話やメールからお届けするお客さま担当と商品担当、編集担当のスタッフで、実際に食べくらべをしてみました。最後には、家に持ち帰ってお料理にも。スタッフのリアルな声をお届けします。

今回のお醤油を担当をしたのは、和食からブルガリア料理まで……とにかくお料理が大好きな今村。自宅の棚が醤油でいっぱいになるくらい、さまざまなお醤油を比較しましたが、森田醤油店のお醤油を口にして、これだ! と思ったそうです。

商品担当(今村):
「森田醤油店さんは、島根県奥出雲町にある老舗のお醤油屋さん。同じ島根県の生産者さんで、坂ノ途中に玄米麺や米粉パンケーキミックスを届けてくれている、宮内舎さんのご紹介で知りました。美味しいお醤油を知りませんかと訊いたら、ここがいいよと教えてくれて。
OnlineShopで販売する商品を決めるにあたって、いろいろなお醤油を買って、味をくらべてみました。ほかでは、塩分だけを強く感じるものも多かったのですが、森田醤油店さんのものは旨みや甘みがじんわりと感じられて、とくに美味しいなと!
とにかく、味わってみましょう」

お客さま担当:
「さっきから、すごくいい香りがしています!」

お客さま担当のスタッフも前のめりで、興味深々。4つのお醤油と、だしつゆ、ゆずぽん酢、合わせて6種類の試食がはじまりました。

記事では3種類ずつ、前編と後編にわけてお伝えしていきます。

ご紹介するもの

〈前編〉
森田醤油店の生しょうゆ
森田醤油店の丸大豆醤油(うすくち)
森田醤油店の有機醤油(こいくち)

〈後編〉
甦った木桶に仕込んだ熟成醤油 100年先も。
野菜に合うだしポン酢
野菜をおいしく食べるつゆ

後編はこちら

森田醤油店の生しょうゆ

お客さま担当:
「お醤油なのに、飲みやすい……」
「甘みがあって、塩気がきつくないですね」
「白身魚のお刺身なんかに合いそう」

商品担当(今村):
「火入れをしていない生醤油。生のままで使うのがおすすめですが、お料理するときに加熱をすると、香りがふわっと立ちのぼります。このあいだ、ピーマン炒めの最後にじゃっとかけてみたのですが、芳ばしくて美味しかったです」

スタッフの食卓から


お客さま担当(佐野):
卵かけご飯やお刺身に合いそうだなあと思いましたが、菜食なので、れんこんもちをつくってみました。砂糖の量をいつもの半分以下にしたのに、十分甘みが感じられました! 砂糖を控えている人にも嬉しいだろうなあと思います。

森田醤油店の丸大豆しょうゆ(うすくち)

お客さま担当:
「塩気がまろやかで、旨みや甘みを感じます」
「何かにかけて、このまま味わいたい」
「うすくち醤油って、煮ものやお吸いものといったお料理に使うイメージだったけれど、お豆腐やお餅にかけても美味しそうな、まろやかな味」

商品担当(今村):
「こいくち醤油と同じように、大豆と小麦をたっぷり使っているので、うすくち醤油だけど塩味がまろやかで、甘みと旨みがしっかりと感じられるんです」

スタッフの食卓から


お客さま担当(高下):
この日のメニューは、れんこんの炊き込みご飯、五目豆、小松菜とミニチンゲン菜のわさび醤油和え、トマトの黒ごま醤油和え。煮たり、炊いたり、和えたり、いろいろなお料理に使ってみました。レシピの分量よりも少し少なめにしましたが、薄くなることなく、しっかりとお醤油の存在が感じられました。どの食べ方も美味しいけれど、個人的には煮物が好き!

森田醤油店の有機醤油(こいくち)

お客さま担当:
「そのままだと、ほかのものより塩気を感じるけど、後味はすっきり」
「塩気がしっかりとあるので、このままよりも、焼いたり煮たり、火を入れて使ってみたい」
「魚の煮つけなどに良さそう」

商品担当(今村):
「しっかり醤油の味を楽しみたいときはこれ。使う量は少しでも満足できると思います」

スタッフの食卓から


編集担当(武岡):
炒めると芳ばしくて美味しそうだなと思い、れんこんのきんぴらをつくりました。そのまま口にすると、ほかのものより塩気がつよく感じられたこいくち醤油ですが、火を入れると、塩気だけでなく甘みというか風味が良いのが感じられました。

 

お醤油の試食はまだまだつづきます。
後編もあわせてご覧ください!

 

今回ご紹介した商品はこちら