こんにちは、広報くらたです。
冬の間裸だった木々に若葉が茂ってきて、風の強さを葉がざわめく音で感じるようになりました。先日、駅まで歩く道にあるカエデの木が風でざっと葉をゆらしたと思ったら、黄色い何かが目の前を切っていきました。
目で追うと、スズメほどの大きさの羽の黄色い小鳥(調べたら、カワラヒワという鳥のようです)。口には木の枝をくわえていました。巣を作っている最中なのか、木を飛び移っていく姿はとても忙しそう。。
今週は、リーキをピックアップします!西洋ネギ、ポロネギという名前でも知られてる、ネギの仲間です。レシピは、リーキの甘みのある味わいを
感じられるさっぱりマリネです。ぜひお試しください◎
 

*リーキ*


リーキは、ネギと同じくヒガンバナ科の野菜(分類の仕方によっては、ユリ科やネギ科とされることもあります)。
日本では、西洋ネギ、ポロネギといった名前でも呼ばれています。「ポロ」は、リーキのイタリア語名「porro(ポッロ)」に由来します。
日本ではあまりなじみのない野菜ですが、古代エジプトでピラミッド建設の労働者が体力増進のために食べていた、古代ローマで貨幣の代わりに使われていた、中世のウェールズで国章に採用され、戦いの時に帽子やボタンホールにリーキをつけて味方を見分けていた(どうやってつけていたんだろう…)、など、おもしろいエピソードがたくさん残っています。
白い部分は下仁田ネギのようにずんぐりと太く、緑の部分は硬めでV字のような形になっているのが特徴です。
 
↑緑の葉の部分がV字型になっているのが特徴です!
 
わたしたちがよく食べている根深ネギに比べ、ネギの香りや辛みはまろやかで、とろみはありません。
じっくり煮込んだりオーブンで焼いたりすると、上品な甘みとうまみが引き出されておいしいです!
今週のレシピのようなマリネや、スープやポトフなどの煮込み料理、ポタージュにするのがおすすめですよ◎

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今週のレシピ:「リーキとモッツァレラチーズのマリネ」も、合わせてご覧ください!
それでは、また来週!