京都の右京区、西院駅近くにあるWeb制作会社「株式会社おいかぜ」さん。つくるWebサイトがお客さまのおいかぜになれば、との思いで付けられた社名です。7月にリニューアルした坂ノ途中のWebサイトの制作も担当してくださいました。おいかぜさんと坂ノ途中がコラボしたイベント、「oikazeごはん(秋編)」。美味しく食べて楽しく話を聞く、秋にぴったりなイベントに行ってきました。

 

みんなでごはんを囲むということ

 昨年まで、おいかぜさんが独自の取り組みとして開催していた「oikazeごはん」。毎回テーマを決めて、それに沿ったメニューを囲んで参加者同士が楽しくトークをするというイベントです。たとえば、ドイツがテーマの回は、ソーセージとライ麦パンを食べながら、忘れられない海外旅行についてみんなで話したり。

お皿ははあっという間にカラッポに

 そんなおいかぜごはんですが、今年は坂ノ途中とコラボして通年開催したいとお声がけいただきました。春夏秋冬の季節ごとの開催で、先日が3回目の秋編。約30名の方にご参加いただきました。  ごはんはすべて坂ノ途中スタッフの手づくり。まかない担当の多賀ちゃんと、レシピ考案担当のはらだが朝から大忙しで仕込みました。この日のメニューは、さつまいもの甘辛煮、サトイモやにんじんの入った煮しめ、ごぼうとレンコンのから揚げ、きのこのバター炒めなど、秋を感じるお料理ばかり。イベントがはじまるとすぐに大きなお皿たちが空になってしまうほど、参加者の方々にも大好評でした。

 

トーク中の小野(左)と柴田さん(右)

 ごはんタイムがひと段落すると、おいかぜの代表・柴田一哉さんと坂ノ途中の代表・小野邦彦のトーク。いろいろな話が出ましたが、共通していたのは、「社員みんなでごはんを囲む大切さ」  おいかぜさんはWeb制作だけでなくサーバやネットワークなどインターネットインフラの運用も行なっています。そのためスタッフの1/3がクライアント企業に常駐しており、なかなか社員全員が揃う機会が無かったのだそう。そこで月に1度、ケータリングのごはんを食べながらみんなで話す定例会を設けました。食卓を囲むことで関係がフラットになり、お互いを知る良い機会になっているそうです。

 これは坂ノ途中のお昼ごはんのときと同じ。みんなで一緒に野菜たっぷりのまかないを食べることで、普段話す機会の少ない他の部署のスタッフとコミュニケーションが取れる貴重な時間です。仕事の話から、恋愛の相談まで。さまざまな話が飛び交う食堂は、みんながお互いを知る大切な場所です。

 ちなみに私の前職時代はみんなが忙しく、それぞれごはんの時間もバラバラ。コンビニのおにぎりを食べたり、数人で外食しても時間を気にして急いで食べてオフィスに戻ったりと、とてもせわしないお昼ごはんでした。

 みんなで同じごはんを食べること。それは家庭でも職場でも、とても大事なことに思えました。坂ノ途中のお野菜がその食卓に並んでいたなら、きっとすごく幸せなことだろうなと感じたのでした。

 

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