9月に入り、夏野菜は旬の名残りに。この時期に収穫できる夏野菜は、真夏よりもゆっくり育っているので、皮は固めで実はしっかり。旬の盛りの頃とはまた違った美味しさです。けれど、時にはちょっと気になるこんな様子も……。

Q. オクラにイボのようなものがたくさん……。これは病気?


A. 秋になると日が短くなり、涼しくなってきますね。さらに、オクラの樹にもちょっと疲れが出てきます。すると、イボイボのある「イボ果」ができやすくなると言われています。ほかにも、生育途中で虫に吸われた痕もイボになったりします。見た目は少し悪いのですが、病気ではありませんので、安心してお召し上がりくださいね。

Q. ナスにかさぶたのような茶色い傷が。皮ごと食べても大丈夫?


A. ナスの皮はとっても薄くて繊細。周囲の葉がカサカサと触れるだけで、傷(スレ傷)がついてしまいます。盛夏を過ぎてからのナスは生育がゆっくりとしていて、樹に生っている時間が長くなるため、自然と傷が増えます。さらに台風も来れば、もう傷だらけ、なんてことも……。
 けれどこの傷、かさぶたのようで硬そうに見えますが、そんなことはありません。皮ごとお料理していただいても、火の通り加減や食感はいつもと変わりませんよ。

Q. ナスが固い!中に種がたくさん。もしかして古いのでは?
A. お届け直後にこのような状態だった場合は、古いわけではなく、樹に生っている間に熟して種ができた状態なんです。実そのものに傷みがなければ大丈夫。真夏の頃のようなみずみずしさはありませんが、うまみが増していますよ。ただ、アクも強くなっているので、水にさらす時間は長めに。あまりに固くて食べられない場合はご連絡くださいませ。次回のお届けで、代わりのお野菜を手配いたします。

 ほかにも、お野菜の状態について気になる点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。