こんにちは、広報・ヨヨギのくらたです。
先週、今年最初のスイカを食べました!叩くと手に跳ね返る重量感、切った時の香り、しゃりっとした甘さ。。そんなスイカのあれこれが大好きです。
昭和の作家結城信一は、スイカにとって冷蔵庫に入れられるのは不幸なこと、井戸に入れてもらって浮かびながら人を待っているのが一番楽しい時だ、とエッセイに書いています。現代はなかなかそうもいかないですが、スイカのユーモラスさがあらわれた表現だなあと思います。
今週は、ゴーヤをピックアップします!わたしが学生時代に暮らしていたカンボジアでは、ゴーヤといえば肉詰め!ポピュラーな家庭料理です。とてもおいしいんですよ。
今週のレシピは、ワタも種もまるごと。苦みも抑えられるレシピなので、ぜひお試しくださいね。
 

*ゴーヤ*


ゴーヤは熱帯アジアなどが原産とされるウリ科の野菜です。江戸時代に中国から沖縄へ伝えられたと言われ、18世紀はじめの琉球王国の書物に「苦瓜」という名前で登場しています。
独特の苦みが特徴で、油とよく合います。ゴーヤチャンプル、ゴーヤチップスやてんぷら、佃煮などが定番。また、じつは中のワタと種もおいしいです!ワタは、卵とじなどにすると、お麩のような食感が楽しめます。種はごま油でカリカリに炒って、塩をふっておやつに。

おなじみの緑色でイボイボのもののほか、上の写真ような白くイボが丸みを帯びているものなど、色々な品種があります!白ゴーヤは苦みが少なく、台湾や香港ではジュースにするのも人気です。(わたしも旅行で飲んだのですが、意外なほどおいしかったです…!)
ゴーヤはきゅうりなどと同じく、水気と乾燥が苦手。表面に水分がついていたら、拭きとってから新聞紙にくるみ、ポリ袋に入れて保存を。冷えすぎると傷みやすくなるので、冷蔵庫の野菜室に入れるようにしてくださいね。

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今週のレシピ「ゴーヤの卵つけ焼き マスタード風味」も、合わせてご覧くださいね。
それでは、また来週!