こんにちは、広報くらたです。
今週から2月。旧名の如月(きさらぎ)は「生更ぎ」、草木の芽や花が張りだすという意味です。最近は陽ざしに少し暖かさを感じますね。梅の花も咲き始めました。
今週は、セロリをピックアップします!みずみずしい食感と香り、甘みをもつ野菜です。
じつは和食とも相性のいいセロリ、今週のレシピでは梅干しと油揚げを合わせています。とってもシンプルでおいしいですよ!
 

***セロリ***

 

セロリはヨーロッパや中東原産のセリ科の野菜。ニンジンやパセリ、ミツバの仲間です。
紀元前から、古代エジプトや古代ローマ、ギリシャなどでは、薬、香料、調味料として野生のセロリが使われていました。
日本へ伝わったのは16世紀ごろ、意外と昔からある野菜なんです。オランダ人が長崎に持ち込んだことから、オランダミツバと呼ばれていました。栽培が本格化し広く食べられるようになったのは、食事の洋風化がすすんだ1960年代のことです。
独特の爽やかな香りと食感が魅力ですが、ちょっと苦手な野菜。。と挙げられることも。
わたしもじつは昔そうだったのですが、じっくり育ったセロリはとってもジューシーで甘い!と知ってから大好きな野菜になりました。すっきりした甘みを楽しんでいただけたら嬉しいです!
茎と葉で食感が異なるので、茎は生のままスティック、ミネストローネやミートソース、炒めもの、浅漬けに、葉はスープやサラダにと2度楽しめます◎
もちろん、ひとつの料理で使ってもおいしいです。茎が余ってしまったら、刻んでピクルスにするのがおすすめですよ!

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今週のレシピ「セロリと油揚げの梅干し和え」は、茎と葉をまるごと使う一品です。ぜひ合わせてご覧くださいね。
それでは、また来週!