ストーリーとともにコーヒーを厳選して毎月お届けする『【定期宅配】産地を旅するコーヒー2種セット』。
2026年2月は「じっくり、深煎りのコーヒー」をテーマにお届けします。
一年で一番寒い季節。冬らしい、甘くほろ苦さのある深めの焙煎をテーマに、アジアから届いた豆を選びました。しんしんと冷え込む日に飲むコーヒーは、たちのぼる湯気まで美味しく感じます。
ラオスの森コーヒー
毎年お届けしている「ラオスの森コーヒー」。現地で活動するパートナー企業のサフロンコーヒーさんから、2025年に収穫されたクロップが届きました。
森林減少の進むラオス。サフロンコーヒーさんは北部の山岳地帯にある村に通い、森の木々を切ることなく、森のなかでコーヒーを栽培することで、森林保全と収入の確保ができるよう、農家さんと一緒にあゆみを進めてきました。
海ノ向こうコーヒーは、2024年から、国連WFPとサフロンコーヒーさんとともに、コーヒー栽培を通じた農家さんの収入向上と、栄養改善のプロジェクトに取り組んできました。なかには、このプロジェクトを機に、新しくコーヒー栽培に挑戦する農家さんも。プロジェクト自体は2025年で終了しましたが、海ノ向こうコーヒーとサフロンさん、農家さんとの関係は続きます。美味しいコーヒーづくりのため、これからも一緒に試行錯誤を重ねていきます。

■スタッフの豆知識
森のなかで、アグロフォレストリーという農法で育てられました。森に実る木の実のような、やさしい甘味が特徴。酸味が少なく、苦味のあるコーヒーがお好みの方におすすめです。ミルクを入れてカフェオレにも。
焙煎度:中深煎り
精製方法:ウォッシュ
苦味:●●●◯
酸味:●◯◯◯
フレーバー:カカオ、ヘーゼルナッツ、ラムレーズン
栽培:栽培期間中、化学肥料農薬不使用
■おいしい淹れ方
・コーヒー 20g (中細挽き)
・湯の温度 88℃
・投入湯量 300ml
・ドリッパーはハリオV60を使用
蒸らし 0分 0秒~ 40ml注ぐ。粉全体がしめるくらい
1投目 0分30秒~ 計100mlまで注ぐ
2投目 1分00秒~ 計200mlまで注ぐ
3投目 1分30秒~ 計300mlまで注ぐ
完成 2分30秒くらい
Point
80℃台のお湯で抽出することで、酸味・甘み・苦みのバランスを整え、まろやかな味わいに仕上げましょう。
パプアニューギニア 泥男のコーヒー
パプアニューギニアは、800以上もの民族が暮らすとされる多民族国家です。今回のコーヒーの産地、アサロ町も、10ほどの民族が生活していますが、最近では民族間の交流が進み、自分が何族か分からない、という人も多いそうです。
かつて民族同士の争いの多かったこの地域。「ひそかに泥の中に身を隠し息をひそめ、狙いを定めて勢いよく泥の中から飛び出して、意表をつくことで敵を撃退した」。そんな逸話から、「マッドマン(泥男)」と呼ばれるようになった人たちがいます。今回のコーヒーの生産者、ピーターさんは、マッドマンの血を引くひとり。民族同士のいざこざで取りつぶしになった農園や加工場がそこかしこにある土地で、農園を成長させているリーダーです。自らナタを持ち率先して働き、6,000人もの人々をまとめあげています。間隔を保ちまっすぐに植えられたコーヒーの木や、面倒な雑草取りを怠らず緑肥のすき込みがしっかりと行われている土からは、ピーターさんの仕事の丁寧さが伝わってくるようです。

■スタッフの豆知識
コーヒーを評価するとき、その液体の厚みのことを「ボディ」といいます(例えば、水とオレンジジュースと牛乳を比べると、牛乳が一番ボディがあるというとイメージしやすいのではないでしょうか)。ひとくちにコーヒーと言っても、それぞれボディのちがいがあり、このコーヒーはまさにマッドマンの名にふさわしい、厚みのあるマッチョなボディです。
焙煎度:中深煎り
精製方法:ウォッシュ
苦味:●●●◯
酸味:●●◯◯
フレーバー:カラメル、ローステッドアーモンド、アップルソース、カモミール
栽培:栽培期間中、必要に応じて農薬・化学肥料を使用
■おいしい淹れ方
・コーヒー 20g (中細挽き)
・湯の温度 84℃ほど
・投入湯量 300ml
・ドリッパーはハリオV60を使用
蒸らし 0分00秒~ 40ml注ぐ。粉全体がしめるくらい
1投目 0分40秒~ 150mlまで注ぐ
2投目 1分15秒〜 300mlまで注ぐ
Point
過度な苦味や雑味を抑えるため、低めの温度のお湯を使用します。蒸らし時間を長めにとってコクを、蒸らし後は円の中心めがけて素早くお湯を注ぎ、フルーティーな甘酸っぱさを引き出しましょう。
産地を旅するコーヒー2種セット
「東南アジア・ラオスの森林減少の改善のために何かできないか?」という問いかけから始まった、海ノ向こうコーヒー。産地が抱える課題にも向き合いながら、農家さんと一緒にコーヒー豆の品質向上に取り組んでいます。
今では、産地はアジアから中南米、アフリカへと広がり、取り扱うコーヒー豆は100種類をこえました。個性的なストーリーを持った世界のコーヒーの中から、月替わりで2種類をえらび、自社で焙煎してお届けします。



