ストーリーとともにコーヒーを厳選して毎月お届けする『【定期宅配】産地を旅するコーヒー2種セット』。
2026年1月は「コーヒーにも品種がある」をテーマにお届けします。

 

お米にたくさんの品種があるように、コーヒーにも多くの品種があります。その数、世界で200種類以上。今回はそのなかでも歴史の古い品種にフォーカスを当て、「グアテマラ ブルボンを守る人びとのコーヒー」と「コロンビア カツーラを守る人びとのコーヒー」の2種を選びました。

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毎月2種のおすすめをお届け!
産地を旅するコーヒー2種セット
1,080円 (税込)

グアテマラ ブルボンを守る人びとのコーヒー

ブルボン種は、100年以上前からグアテマラで栽培されてきた品種。香味に優れ高値で取引されますが、病害虫に弱く手間がかかるため、近年は病害虫に強いハイブリッド種への植え替えが進み、栽培が減少しつづけています。 海ノ向こうコーヒーは、輸出会社ボルカフェと共同で、2020年から「ブルボンの苗木プロジェクト」を行っています。海ノ向こうコーヒーは参加する農家さんの生豆価格にプレミアムを乗せて買い付け、ボルカフェはそのプレミアムを資金にブルボン種の苗木を育て、農家さんに配布。熱意のある農家さんと一緒に、ブルボン種を未来につなぐ取り組みです。5年がたち、少しずつ収穫できるようになってきました。

今回お届けするのは、この参加農家さんが育てているコーヒー。ブルボンにカツーラ種を合わせ、冬にぴったりのビターな味わいに仕上げました。いつかみなさんに、このプロジェクトで生まれたブルボン種100%のコーヒーを味わっていただけるよう、これからも取り組んでいきます。

■スタッフの豆知識

ブルボン種はティピカ種と並んで、コーヒーの原種に最も近い品種のひとつだと言われています。ブルボン種をルーツに持つさまざまな品種が、突然変異や交配によって生み出され、全世界で栽培されています。


焙煎度:中深煎り
精製方法:ウォッシュド
苦味:●●●◯
酸味:●●◯◯
フレーバー:温州みかん、デラウエア、ビスケット
栽培:栽培期間中、必要に応じて農薬・化学肥料を使用

■おいしい淹れ方

・コーヒー 20g (中細挽き)
・湯の温度 88℃
・投入湯量 300ml
・ドリッパーはハリオV60を使用
蒸らし 0分 0秒~ 40ml注ぐ。粉全体がしめるくらい
1投目 0分45秒~ 計100mlまで注ぐ
2投目 1分00秒~ 計150mlまで注ぐ
3投目 1分30秒~ 計300mlまで注ぐ
完成 2分30秒~2分40秒以内
Point
約1分30秒までに3回に分け半量を、1分30秒からは残りのお湯を素早く注ぎ、抽出に時間をかけすぎないようにします。雑味を抑えて、酸味、甘味のバランスの良い味を目指しましょう。

コロンビア カツーラを守る人びとのコーヒー

コロンビアは、コーヒーの樹のさび病のまん延により、グアテマラ以上にハイブリッド種への植え替えが進んだ地域です。今月は、この地で伝統的な品種カツーラを丁寧に育て、守りつづけているマリアさんをご紹介します。

彼女が所有するグランハ農園は、コロンビア中部 キンディオ県 シルカシア地区の山の斜面に沿うような形で位置します。そのため機械を入れるのは難しく、栽培や収穫は手作業です。マリアさんは、両親から受け継いだ味や伝統を守ることが、最も大切なことだと言います。これまで病気のまん延や異常気象による酷暑など、多くの困難にも直面してきましたが、今なお、グランハ農園の生産量の半分以上はカツーラのまま。その熱意とこれまでの取り組みには、私たちも頭が下がる思いです。

今回は、そんなマリアさんのカツーラの特徴であるミルキーな口当たりがしっかり楽しめる焙煎度に仕上げました。酸味や甘味のバランスの良さをお楽しみください。

■スタッフの豆知識

カツーラ種はブラジルで発見された、ブルボン種の突然変異種です。ブルボン種より樹高が低く樹間が狭くても栽培できるため中南米を中心に広まりましたが、さび病への耐性が無く、今では耐性のあるハイブリッド種への植え替えが進んでいます。


焙煎度:深煎り
精製方法:ウォッシュ
苦味:●●●◯
酸味:●●●◯
フレーバー:オレンジ、ミント、カカオニブ、ミルキー
栽培:栽培期間中、必要に応じて農薬・化学肥料を使用

■おいしい淹れ方

・コーヒー 20g (中細挽き)
・湯の温度 84℃ほど
・投入湯量 300ml
・ドリッパーはハリオV60を使用
蒸らし 0分 0秒~ 40ml注ぐ(10秒注ぎ終わり、40秒待つ)
1投目  0分50秒~ 計300mlまで注ぐ
    1分20秒 注ぎ切り
完成 2分30秒くらい
Point
過度な苦味や雑味が抽出されるのを抑えるため、低めの温度のお湯で、時間をかけすぎないように。蒸らしは長めにとってコクを引き出し、蒸らし後は円の中心めがけて素早くお湯を注ぎましょう。

産地を旅するコーヒー2種セット

「東南アジア・ラオスの森林減少の改善のために何かできないか?」という問いかけから始まった、海ノ向こうコーヒー。産地が抱える課題にも向き合いながら、農家さんと一緒にコーヒー豆の品質向上に取り組んでいます。
今では、産地はアジアから中南米、アフリカへと広がり、取り扱うコーヒー豆は100種類をこえました。個性的なストーリーを持った世界のコーヒーの中から、月替わりで2種類をえらび、自社で焙煎してお届けします。

▼月ごとに変わる、2種類のコーヒー「産地を旅するコーヒー2種セット[定期宅配]」の詳細はこちら