こんにちは、広報・ヨヨギのくらたです。
今週21日は、1年でもっとも昼の長い、夏至です。平安時代、清少納言が枕草子に綴った「夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍おほく飛びちがひたる」とは、今ぐらいの時期の楽しみのようです。
「儚さ」を愛した平安時代のひとびとには、夏の夜の短さもまた、よきものだったのでしょうね。。20日が満月なので、今週はだんだんと欠けていく月を見上げながら、夜の儚さを楽しみたいと思います。
今週は、「メイちゃんの畑だより」。
今年の3月まで坂ノ途中スタッフとして働いていたメイちゃん、4月にとうとう農家デビューを果たしました!
名古屋生まれ・名古屋育ちのメイちゃんが農業を志したきっかけや、2ヶ月たった今の畑の様子をお届けします。
***メイちゃんの畑だより***
メイちゃんは、名古屋育ちの25歳。「有機農家になりたい!」と昨年京都に移住してきました。
農業を志したきっかけは、自然が好きで生きものの仕組みを知りたいと思ったこと、あるものを無駄なく使い持続可能な暮らしをしたいと思ったこと、食べものを作るという、どんな時代にも欠かせない仕事をしたいと思ったこと。
約1年、坂ノ途中で出荷や事務のアルバイトをしながら、就農の準備を進めてきました。
京都の大原、下の写真のような山の中に約1000㎡の畑を借りて、この4月、念願の農家デビュー!
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それから早2ヶ月あまり。。メイちゃん、元気に頑張っています。4月5月は土を耕し、畝をたてる作業が主。下の写真のように、今、どんどん野菜の苗を畑に植えていっているところです。
今年は丸ズッキーニや賀茂ナス、枝豆、カボチャ、ヤーコン、鷹の爪サトイモなど、15種類以上の野菜にチャレンジしています。丸ズッキーニは無事、初収穫を迎えました!
たくさん収穫できたので、ただいま京都のsoilで販売中です!
就農し改めてわかったのは、農薬・化学肥料に頼らず野菜を育てることの難しさと醍醐味だそうです。土の力を生かすため、土地の性質を理解した土づくりをしなければなりません。それぞれの野菜を専門書で勉強し、周囲の農家さんに学び、試行錯誤をしながら、日々おいしい野菜づくりに取り組んでいます。
干し野菜などの、野菜を無駄にしない保存食の勉強にも興味津々です。(先日、坂ノ途中オフィスにおいしい手作りいぶりがっこを持ってきてくれました!)
今、畑周辺のセリやよもぎなどを、少しずつ出荷してくれています。お野菜説明書に「久保芽以」の名前があったら、「メイちゃん頑張ってるな」と思い出してあげてくださいね◎
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●「坂ノ途中の日報」に掲載中!就農までの道のりを綴った「メイちゃんの就農日記」はこちら●
第1話「農家になります!」
第2話「農家になります!~準備編~」
第3話「農家になります!~畑デビュー編~」
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それでは、また来週!
スタッフと野菜
スタッフと野菜

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