指宿のいちばん乗りスナップエンドウ 100g(100g×1袋)
384(税込)
売切れ
販売開始予定日未定

・お届け内容 指宿のいちばん乗りスナップエンドウ 100g(100g×1袋)

・生産地 鹿児島県

・栽培基準 栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料は原則不使用。坂ノ途中の取り扱い基準についての考え方は、こちらをご確認ください

春を待って味わう、スナップエンドウ

さやのみずみずしい食感と豆の甘みを一緒に味わえる、春のお野菜、スナップエンドウ。
暖かな陽ざしに恵まれた、鹿児島県南部、指宿(いぶすき)市のユーファームさんの畑から、いちばん乗りの春の味をお届けします。

 

まずは何もつけずに、茹でるだけ、蒸すだけで、やわらかな甘みを口いっぱいに。それから、緑のサラダやオリーブオイルのパスタ、混ぜご飯やちらし寿司など、いろいろなお料理にも。ひと足早い春をお楽しみください。

開聞岳のふもとで、暖かな気候を活かして

薩摩富士と呼ばれる鹿児島県の名峰、開聞岳(かいもんだけ)。薩摩半島の南端にそびえるその美しい山の麓に、ユーファームさんの畑はあります。

 

指宿地域では、温暖な気候を活かした、冬の豆類の栽培が盛ん。スナップエンドウやそら豆においては日本有数の産地で、全国に先がけて出荷がはじまります。

 

このあたりの土壌には、火山灰と、噴火によって撒かれた小さな石の粒が含まれています。大根やかぶを育てると表面がぼこぼこになってしまうほどですが、何を育てても、味が濃くてとびきりおいしいと、地元の方々が自慢する畑の土です。

 

石の粒が大きいので、雨が降っても水はけがよく、過湿を苦手とする豆類にとっては、育ちやすい環境。しっかりと根を張りながら、のびのびと育ち、実をつけます。

春の味わいを一足早く食卓へ

冬採りのスナップエンドウの栽培は、比較的温暖な気候のもととはいえ、そう簡単ではありません。春採りでは、晩秋に種を蒔いて株が小さいまま冬を越し、春に伸びて実をつけるのが一般的。一方で、冬採りの場合は、まだ暖かく虫も活発な秋口に種を蒔くので、芽が虫に食べられてしまうことも多くあります。農薬を使えば、ある程度防ぐことはできますが、有機栽培を行うユーファームさんの畑では、なかなか打つ手がありません。また、強い寒波がきて霜がおりると株が枯れてしまったり、さやに白い斑点ができてしまったりといった栽培の難しさもあります。

 

それでも、ユーファームの浦野敦さん、良美さんは、指宿から一足早い春の味わいを届けたいという思いで、毎年この時季のスナップエンドウの栽培に挑戦されています。
寒さがまだつづくなか、春がたしかに待っていることを感じられるような、青くやわらかな味わい。冬野菜とはまた違う、ほんのりとした豆の甘みに、心もほころびます。

つくり手のこと

ユーファーム 浦野敦さん、良美さん(鹿児島県指宿市)

海と山が間近に感じられる指宿市開聞川尻へ、東京から移住し、農業をはじめた浦野さんご夫妻。開聞川尻は、敦さんの母親の故郷で、子どものころ、夏休みには海で泳いだり、虫を捕ったりして遊んだ、懐かしい思い出の地でした。

 

悠々とそびえる開聞岳を望む畑では、暖かな気候を活かし、スナップエンドウのほか、そら豆やオクラ、ピーマンなどを露地栽培で育て、出荷してくださっています。

 

また、農業だけにとどまらず、海と山を眺めながらゆっくり過ごすことができる一棟貸しの宿、「木の匙」を2020年にオープン。心やすらぐ景色に惹かれ、各地から人が集まってきています。

スナップエンドウのおいしい食べ方

まずはシンプルに茹でて、そのままを味わったら、いろいろなお料理にも。ポテトサラダに加えたり、じっくり焼いてサンドイッチの具材にしたり。和風のおかずなら、白和えもおすすめです。

 

生産者のユーファームさんのおすすめは、茹でたスナップエンドウを刻んで、ごま、塩昆布、ごま油とあわせた混ぜご飯。豆の食感も楽しく、おかわり必至のおいしさです。おにぎりにしてもいいですね。

スナップエンドウのおいしいレシピ

■スナップエンドウとはたけしめじの柚子胡椒味噌オイルパスタ

にんにくと味噌をベースに、柚子胡椒のぴりっとした辛味を加えた、和風のペペロンチーノ。
スナップエンドウとハタケシメジのぷりっとした歯ごたえを楽しんで。

レシピはこちら≫

 

■スナップエンドウのおいなりさん

お揚げに、おじゃこごはんを詰め込んだおいなりさん。
豆とさやを分けたスナップエンドウも混ぜ込んで、食感も楽しく!

レシピはこちら≫

 

■スナップエンドウのレシピ

ほかにも、スナップエンドウのレシピをこちらでご紹介しています。

試してみてくださいね。

レシピはこちら≫

また手にとりたくなる野菜について

美味しく育つ、理由がある

日本の風土は多様です。
暖かな風と日光に恵まれたところ、ずっしりと雪が降り積もるところ、豊かな森と海に囲まれたところ――。

 

気候や地形、土壌によって、育つ作物もさまざまです。
その土地の特長を生かしながら、手をかけて育てられたお野菜は、うんと美味しい。

 

たとえば、瀬戸内海の無人島で日光をたっぷり浴びたまろやかなレモン、鳥取・大山のジンジンとする寒さのなかで甘みの増したキャベツ、対馬の海風を受け栄養を蓄えた原木で育った香り高いしいたけ。

 

「また手にとりたくなる野菜」では、そうした、美味しい背景、ストーリーをもったお野菜やくだものをお届けします。お料理をつくりながら、食卓を囲みながら、「農家さんはこんな人なんだって」「こういう場所で、こんな工夫で育てられているんだよ」「また食べたいね」そんな会話のきっかけにもなれば、とても嬉しいです。