毎月登場!かまパンのパンセット

徳島県神山町のフードハブ・プロジェクトさんが運営するパン屋「かまパン」。神山の素材をつかい、地域の人々の暮らしに根差すことを大切にしながら、「毎日、ごはんのように食べてほしい」と、日常に寄り添うパン作りをされています。

目次

かまパン 5月のおまかせパンセット
5月。季節は初夏へと移っていきます。さわやかな陽気を楽しみにしながら、過ぎゆく春を惜しむ気持ちを込めて、今月もよもぎローフ、よもぎあんぱんをお届けします。今年最後のよもぎのパン、たっぷりと味わってくださいね。

【今月のいちおしパン】
■よもぎローフ
神山の郷土の味として長く親しまれているよもぎを、惜しげもなく生地にたっぷり練りこんだローフ。爽やかなよもぎの香りと苦みが、ほんのりと甘い生地によく合います。

■よもぎあんぱん
よもぎとあんこの相性のよさは言わずもがな。ほろ苦いよもぎと、粒感がほどよく残り、しっかりと小豆の風味があるあんこが、お互いを引き立てています。
かまパンの定番セット
もっちり、ずっしりとした生地が特徴のいつもの食パンと、ふんわり柔らかい食感と牛乳のやさしい甘みがある超やわ食パン。そしていろんな具材と合わせて楽しめるプチパンなど、毎日食べたくなる定番のパンを詰め合わせました。
フードハブ・プロジェクトさんについて
フードハブ・プロジェクトさんは、徳島県神山町にある農業の会社。坂ノ途中にお野菜を出荷してくれているパートナーでもあります。

神山町は、農業者の高齢化や後継者不足による耕作放棄地の増加、鳥獣被害など、さまざまな課題を抱えています。フードハブ・プロジェクトはそれらを解決しようと、2016年に立ち上げられました。

お野菜を育てるだけでなく、それをつかった加工品を開発したり、食堂やパン屋を運営したり、学校や地域の人と一緒に食育活動をしたりと、地元を軸に食の循環をつくり育てようと取り組んでいます。

人口5000人弱の神山町に、フードハブ・プロジェクトの一環としてオープンしたパン屋「かまパン&ストア」。

ここでオープン当初からパンの製造に携わる笹川さんは、「自分たちのつくりたいパンをつくるのではなく、地域のパンをつくりたい」と話します。

地域のパンとはなにか、日々試行錯誤しながらパンをつくっているという笹川さん。パンを神山のそとの地域にも届けることで、新しいつながり、新たな発見ができれば、といいます。

これからの形を私たちもいっしょに模索していきたい、そんな想いで、2023年春から、坂ノ途中でのパンのお届けをスタートしました。