毎月登場!かまパンのパンセット

徳島県神山町のフードハブ・プロジェクトさんが運営するパン屋「かまパン」。神山の素材をつかい、地域の人々の暮らしに根差すことを大切にしながら、「毎日、ごはんのように食べてほしい」と、日常に寄り添うパン作りをされています。

目次

かまパン 8月のおまかせパンセット
8月は、色鮮やかなビーツのパンをお届けします。神山では、今が収穫の真っ最中。収穫後に少し寝かせて甘みの増したビーツを使って、かまパンさんが風味豊かなパンを作ってくれました。
もうひとつは、7月もお届けした人気のブルーベリーのマフィン。今年はブルーベリーが豊作で、引き続きお届けできることになりました。
明るく夏らしいパンセットを楽しんでください。

■ビーツのローフ
神山で育てたビーツをオーブンでじっくりローストして甘みを引き出してから練り込んだ、鮮やかな赤色の丸型パン。ビーツの風味がやわらかく広がります。

■ブルーベリーマフィン
神山町で採れた大粒のブルーベリーがたっぷり入ったマフィン。甘酸っぱくて爽やかな味わいです。生のブルーベリーがつかえるのはこの時期ならでは。朝食やおやつにどうぞ。
かまパンの定番セット
もっちり、ずっしりとした生地が特徴のいつもの食パンと、ふんわり柔らかい食感と牛乳のやさしい甘みがある超やわ食パン。そしていろんな具材と合わせて楽しめるプチパンなど、毎日食べたくなる定番のパンを詰め合わせました。
フードハブ・プロジェクトさんについて
フードハブ・プロジェクトさんは、徳島県神山町にある農業の会社。坂ノ途中にお野菜を出荷してくれているパートナーでもあります。

神山町は、農業者の高齢化や後継者不足による耕作放棄地の増加、鳥獣被害など、さまざまな課題を抱えています。フードハブ・プロジェクトはそれらを解決しようと、2016年に立ち上げられました。

お野菜を育てるだけでなく、それをつかった加工品を開発したり、食堂やパン屋を運営したり、学校や地域の人と一緒に食育活動をしたりと、地元を軸に食の循環をつくり育てようと取り組んでいます。

人口5000人弱の神山町に、フードハブ・プロジェクトの一環としてオープンしたパン屋「かまパン&ストア」。

ここでオープン当初からパンの製造に携わる笹川さんは、「自分たちのつくりたいパンをつくるのではなく、地域のパンをつくりたい」と話します。

地域のパンとはなにか、日々試行錯誤しながらパンをつくっているという笹川さん。パンを神山のそとの地域にも届けることで、新しいつながり、新たな発見ができれば、といいます。

これからの形を私たちもいっしょに模索していきたい、そんな想いで、2023年春から、坂ノ途中でのパンのお届けをスタートしました。