福富生まれのれんこん 600g(600g×1袋、または300g×2袋)
810(税込)

・お届け時期 12月下旬までのお届けを予定しています

・お届け内容  福富生まれのれんこん 600g(600g×1袋または300g×2袋) 

・生産地   佐賀県

・栽培基準   栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料は原則不使用。坂ノ途中の取り扱い基準についての考え方は、こちらをご確認ください

・ご注意点  根菜とはいえ、鮮度が落ちやすいお野菜です。お早めにお召し上がりください

もちしゃき食感のれんこんを、名産地から

日本屈指のれんこん産地、佐賀県白石町。なかでもこの地でれんこんの栽培をはじめた、福富地区。100年ほど前からつくられている「福富れんこん」をお届けします。

 

秋になり、青々としていた葉や茎が枯れあがると、れんこんは生長を止め、休眠期にはいります。すると、根に蓄えたでんぷんが少しずつ糖に変わり、ねっとりもっちり、甘みが増していきます。

 

まずはシンプルにじっくり焼いて、塩をぱらりとかけて食べるのがおすすめです。
糸をひくほどのもちもち感と皮のシャキシャキとした食感。滋味深い甘みで、あぁ明日もまた食べたい、と思います。

 

生産者の〈吉田農園〉吉田聡悟さんは、素揚げにしたり、すりおろしてれんこん餅にするのもお気に入りだそうですよ。

もともとは海、ミネラルたっぷりで粘土質の土壌

遮るものもなく、心地よい風がとおる広大な土地。見渡すかぎりに畑がひろがり、その奥には有明海。吉田さんのれんこん畑がある白石平野は、長年の干拓によってうまれた田園地帯です。
もともとは海の中だった土地なので、野菜が元気に育つためのミネラルが豊富。
そして、きめ細かい粘土のような「重粘土質」の泥も、福富れんこんの美味しさにつながります。砂や石があると、れんこんに傷がつきやすく、変形の要因になってしまう。なめらかな泥には強く根を張ることができ、ぎゅっと身がしまった粘りあるれんこんが育ちます。

できるだけ自然な形で

れんこんの皮には茶色い渋がついていることがあります。呼吸によって泥の中に取り込まれた酸素と、もともと泥のなかにあった鉄分が結びついて酸化鉄の茶色い膜がつくのです。これは最後まで呼吸をして、しっかり栄養を蓄えていた証。
白く綺麗なれんこんをつくるためには、収穫前に葉を刈り取り、呼吸をとめるという方法もあるけれど、吉田さんは葉っぱも茎も自然に枯れるまでそのままに、最後までれんこんに栄養を送る方法で育てています。
もし渋がついていたら、たわしなどで軽くこすってみてください。すぐに取れて、きれいなれんこんの肌がでてきますよ。

つくり手のこと

素敵な笑顔と朗らかな雰囲気が印象的な吉田さん。もともとはバイク整備の仕事をしていましたが、奥さまの出身地、佐賀に引っ越したことがきっかけで農業の道へ進みました。同じく白石町の特産品である、玉ねぎ農家さんでアルバイトを始め、その楽しさにのめり込みました。今まではものを修理する仕事だったので、一からなにかをつくることに魅力を感じたそう。自分で畑をするなら、豊かな土地を次の世代へつなぐためにも、できるだけ環境への負荷が小さい方法でやりたい。そう考え、農薬に頼らずにれんこんを栽培している農家さんに弟子入りしました。

 

れんこんづくりで大切なのは、種植えだと吉田さんは言います。れんこんは、ひとつの種れんこんから手の指のように広がりながら育ちます。まずは、それぞれの種からどんな風に広がって育つのかを想像します。そしてもうひとつ、植える間隔も大切。狭すぎると、れんこんが重なってしまい大きく育ちません。なんと、それを教えてくれたのは鴨だったそう。毎年佐賀には冬を越すために鴨がやってきます。ある時、鴨に畑のれんこんを食べられてしまいました。ですが、食べられたエリアのれんこんが、思いがけず大きく立派に育ったことで、株間が狭すぎたことに気づきました。「今は種植えのいい塩梅がわかってきたので、鴨が遊びに来ると困るんですけどね」と笑って話します。
けれど、株間が広すぎても、葉が畑を覆いづらく雑草が生えて、れんこんが育ちにくくなります。種植えの「いい塩梅」はまさに職人技です。

 

「たくさんの人に食べてもらうことが一番だと思っているので、できるだけ手に取りやすい価格で届けたい」と吉田さん。れんこんの産地だからこそ、広くたくさんの方へ。そんな気持ちが伝わってきます。

スタッフのれんこん掘り体験

今年の春、れんこんの収穫時期が終わり、次の種れんこんを植える頃。坂ノ途中スタッフが吉田さんの畑を訪問し、畑に残ったれんこん掘りなどを体験させてもらいました。
胸まであるつなぎを借りての作業。
収穫されていないれんこんからは芽が伸び、水面から顔をだしています。水中では種れんこんから地下茎が伸びて、八の字状にレンコンの節が広がっています。土のなかにあるれんこんを手で探り当て、だいたいの形を想像。ホースを左わきに抱え、手で噴水口を支えながら水圧で水中の泥をはらって収穫します。重なり合っているところもあり、折らずに収穫するのはなかなかむずかしいけれど、おもしろい作業でした。
訪問時は、風が落ち着いて水温はそれほど低くなく、快適に作業ができたけれど、厳冬期は凍える作業になるのだろうな……。ほんのひとときの体験でしたが、農家さんの大変さが身に沁みました。

お客さまのお声

れんこんが届いた時に、ずんぐりとしていてしっかり重たく「あ、美味しそうだな」と思いました。新鮮だからなのかアクも少ない印象でシンプルなれんこんソテー、れんこんサラダ、れんこんバーグで頂きました。今まではしゃきしゃきとした歯ごたえが好みでしたが、シンプルな焼き方が想像以上に美味しくてびっくり。むっちりと糸を引いてほんのり甘く、お塩をぱらりとかけるとより甘味が引き立ち楽しむことができました!ソテーは皮ごと頂きました。(坂ノ途中アンバサダー @chiii_life さん)

れんこんのおいしいレシピ

■焼きれんこんのレモンバターソースかけ

塩やしょうゆをかけるだけでも美味しいですが、今回はフレンチスタイルのバターソースと一緒に味わいます。パセリとレモンを使った香り豊かなバターソースが、滋味深いれんこんとよく合います。

レシピはこちら≫

 

■れんこんとマッシュルームのマリネ

れんこんのもちもちシャキっとした食感と甘み。マッシュルームの香ばしさも合わさって、風味豊かなマリネです。

レシピはこちら≫

 

ほかにも、れんこんのレシピをこちらでご紹介しています。

試してみてくださいね。

 

■れんこんのレシピ

また手にとりたくなる野菜について

美味しく育つ、理由がある

日本の風土は多様です。
暖かな風と日光に恵まれたところ、ずっしりと雪が降り積もるところ、豊かな森と海に囲まれたところ――。

 

気候や地形、土壌によって、育つ作物もさまざまです。
その土地の特長を生かしながら、手をかけて育てられたお野菜は、うんと美味しい。

 

たとえば、瀬戸内海の無人島で日光をたっぷり浴びたまろやかなレモン、鳥取・大山のジンジンとする寒さのなかで甘みの増したキャベツ、対馬の海風を受け栄養を蓄えた原木で育った香り高いしいたけ。

 

「また手にとりたくなる野菜」では、そうした、美味しい背景、ストーリーをもったお野菜やくだものをお届けします。お料理をつくりながら、食卓を囲みながら、「農家さんはこんな人なんだって」「こういう場所で、こんな工夫で育てられているんだよ」「また食べたいね」そんな会話のきっかけにもなれば、とても嬉しいです。