カリッと香ばしい。小粒でやさしい甘さのピーナッツ
「環境にも人にもやさしい畑づくり」を目指して、ベトナムで有機農業の普及に取り組むニコニコヤサイさん。人気のピーナッツバターにつづき、香ばしい焙煎ピーナッツが届きました。自社農園で育てられたピーナッツの味がまっすぐに感じられます。
ベトナムのピーナッツは、日本のものとくらべてやや小粒。そのぶん、一粒ひと粒にぎゅっとおいしさが詰まっています。
丁寧に焙煎されたピーナッツは、カリッと軽やかで、香ばしさの中にやさしい甘みが広がり、ついつい手が止まらなくなります。小粒ながらしっかり、食べごたえのあるピーナッツです。
ベトナムでは、砕いたピーナッツと塩をあわせて「ピーナッツ塩」をつくり、サラダや野菜炒めなどいろいろな料理に使うよ、とニコニコヤサイの塩川さんに教えてもらいました。
おやつやおつまみに、料理のアクセントにと、幅広くたのしんでください。
土を育て、人をつなぐひと粒
2011年からベトナムの自社農場で有機農業に取り組んでいる塩川さん。なかでも大切に育てているのが、ピーナッツです。
「ピーナッツはマメ科の植物で、根っこに“根粒菌(こんりゅうきん)”という微生物をすまわせています。この根粒菌は空気中の窒素を土に固定し、畑の土を豊かにしてくれるんです。そんな環境だからこそ、ピーナッツ自身ものびのびと、おいしく育っていく。有機農業の土台をつくるうえで、欠かせない作物なんです」と、教えてくれました。
収穫したピーナッツは殻ごと天日干しに。乾燥したら、一つずつ殻を剥き、形の悪いものを取り除きます。それから、焙煎し、再び選別。焦げたものを取り除き、良いものだけを残します。ここまでできたら、ようやく出荷の準備。品質劣化を防ぐため、真空パックに詰めて日本へ送ります。
大変手のかかる作業ですが、この丁寧な仕事がおいしさの秘訣です。
畑を大切にしながら、食べる人に笑顔を届けたい―そんな思いがつまったピーナッツを、ぜひ味わってみてください。
日本とベトナムを繋ぎたい、ニコニコヤサイ塩川さんの思い

ラオスのロンラン村でワークショップをする塩川さん
ニコニコヤサイさんは、現地で農薬や化学肥料不使用で野菜の栽培をしながら、ベトナムと日本を繋ぐさまざまな活動に取り組まれています。
代表の塩川さんと坂ノ途中とは、2012年ごろからの長いお付き合いがあります。ベトナムに農園を持ち、自分自身の手で野菜を育て、海外での有機農業をリアルに経験してきた塩川さん。坂ノ途中が東アフリカのウガンダで有機農業の普及活動を行ったときも、東南アジアのラオスで海ノ向こうコーヒーの事業を立ち上げたときにも、現地に来てもらってその知見をお借りしました(写真は、塩川さんがラオスのコーヒー産地で土づくりのワークショップしている様子)。坂ノ途中代表の小野も何度かベトナムのニコニコヤサイ農場を訪問し、塩川さんの出身地・淡路島の農家さんを一緒にまわったこともありました。
塩川さんが、わざわざベトナムのピーナッツを日本に輸入して販売したり、ピーナッツバターをつくるのには、理由があります。2020年に日本に一時帰国中だった塩川さん。コロナの影響でベトナムに戻れなくなり、日本でできることを模索していました。そこで考えたのが、ベトナムの野菜をつかって商品をつくり日本で販売することでした。日本のお客様にベトナムのピーナッツを味わってもらい、ベトナムとの繋がりを感じてもらえたら、という想いが込められています。
ベトナムに想いを馳せながら、味わってみてくださいね。
ピーナッツを使ったレシピ
ガドガドソースとは、インドネシア料理に使われる甘辛いピーナッツソースです。シャキシャキした歯応えがいい空心菜と、まろやかな味わいのガドガドソースがよく合います。
エスニックな雰囲気のサラダです。蒸し鶏やゆで卵などをトッピングするのもおすすめ。
エスニック味に梅干しは相性ぴったり、味のアクセントになりますよ!
今回は、大根の料理で捨ててしまいがちな、「皮」を使ったレシピをご紹介します。ピーナッツを加える、いつもと一味違うきんぴらです。
ほかにもピーナッツやナッツのレシピをこちらでご紹介しています。
試してみてくださいね。
商品詳細
・名称 焙煎ピーナッツ
・原材料名 有機栽培ピーナッツ(ベトナム産)、塩(沖縄県産)
・内容量 130g
・賞味期限 出荷日含め30日保証
・保存方法 高温多湿を避け常温保存
・製造者 (同)niconicoyasai(兵庫県南あわじ市)
・栄養成分表示 (100g当たり)エネルギー607kcal/たんぱく質26.5g/脂質49.4g/炭水化物19.6g/食塩相当量0.2g※推定値
・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください