しょうゆ麹や甘麹づくりにおすすめ。ヤマキ醸造の米糀
埼玉県の北西部に位置する、児玉郡神川町。ここで味噌や醤油、豆腐をつくるヤマキ醸造さんから、乾燥米糀をお届けします。
玄米のような素朴な香りがふわっとひろがる米糀。しょうゆ麹や甘麹、甘酒づくりにぴったりです。香ばしくコク深いしょうゆ麹は、冷奴や焼きおにぎりに。じんわり甘い甘麹は、お砂糖の代わりや甘酒にしてお楽しみください。
乾燥糀は、生糀にくらべると発酵の力は少し弱いですが、使いやすいのが最大の魅力。糀をつかった手しごとが初めての方にもおすすめです。ほぐす手間がかからず、用途によっては水で戻す必要もないので、自家製調味料がすぐに仕込めますよ。生産者さんおすすめの甘酒ケチャップのレシピも、試してみていただけるとうれしいです。
〈スタッフの声〉
・甘麹にすると、黒糖のような深い甘味を感じます。お料理にコクを足したいときに使っています。
・玄米麹のようなクセになる味わいで、しょうゆ麹のほか、にんにく麹づくりにもおすすめです。
米糀でつくる、自家製の調味料レシピ
■しょうゆ麹
【材料】
乾燥米糀 200g
醤油 400cc
【つくり方】
1)消毒した容器に米糀と醤油を入れ、スプーンでよく混ぜ合わせます。
2)蓋をして常温に置きます(発酵が弱いので蓋をしてOK)。
3)1週間~10日ほど、1日1回かき混ぜます。
4)糀の芯がなくなり指でつぶせるくらいになったら完成です。
【保存期間】
冷蔵庫で保存し、約3か月で使い切ってください
■甘酒
【材料】
乾燥米糀 300g
水 600cc
【つくり方】
1)炊飯器に米糀と水を入れ、軽く混ぜ合わせます。
2)炊飯器の蓋は開けたまま、濡らした布巾をかけます。
3)保温の状態で7~9時間置きます。途中、布巾が乾いたら濡らしてください。
4)糀の芯がなくなり、指でつぶせるくらいになったら完成です。お好みで、フードプロセッサーやミキサーにかけて滑らかにしてください。
【保存期間】
冷蔵庫で保存し、約1週間以内にお召し上がりください
■甘酒ケチャップ
【材料】
乾燥米糀 100g
トマト缶 400g
塩麹(または塩) 大さじ1
【つくり方】
1)米糀を30~40℃のぬるま湯に浸して1~2時間ほど置きます。
2)炊飯器に1の米糀とトマト缶、塩麹を入れて混ぜ合わせます。
3)炊飯器の蓋は開けたまま、濡らした布巾をかけます
4)保温の状態で約5時間置きます。途中、布巾が乾いたら濡らしてください。
5)糀の芯がなくなり、指でつぶせるくらいになったら完成です。
【保存期間】
冷蔵庫で保存し、なるべくお早めにお召し上がりください
麹調味料をつかったおすすめ料理
きゅうりが主役の魅惑のおつまみ。しょうゆ麹の旨みと香りのよいラー油が食欲をそそります。きゅうりは蛇腹にすることで、味なじみが格段によくなりますよ。
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クリーミーなアボカドにからしのピリッとした和え衣がたまらない1品。最後にレモンをきゅっと絞って召し上がれ。
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甘酒と豆乳で夏のおやつをつくります。
保存袋に入れて凍らせるだけでできて、とても簡単。甘酒をたくさんつくったときに試してみてください。さっぱりとした味わいなので、お好みのジャムをかけるとより美味しくいただけますよ。
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ほかにも、麹をつかったのレシピをご紹介しています。
試してみてくださいね。
つくり手のこと
明治35年創業、味噌やしょうゆ、豆腐などの加工品をつくるヤマキ醸造さん。原料には、地元埼玉県・城峯山から湧き出す神泉の名水、有機農業に取り組むグループ会社の豆太郎をはじめ、国内の契約生産者さんが育てたお米や大豆、小麦を使用し、有機JAS認証の取得を支援するなど、生産者さんの育成にも力を入れています。熟練の職人さんたちが丁寧に醸造した糀や豆腐をつかって、甘酒、豆腐マヨネーズなどの加工品も製造しています。
商品詳細
・名称 有機米こうじ
・原材料名 有機米(国産)
・内容量 500g
・賞味期限 出荷後45日保証
・保存方法 直射日光を避け、冷暗所に保管(湿気の多い所は避けてください)
・製造者 株式会社ヤマキ(埼玉県神川町)
・加工所 有限会社豆太郎 本庄工場(埼玉県本庄市)
・栄養成分表示(100gあたり)エネルギー367kcal/たんぱく質6.3g/脂質1.8g/炭水化物81.3g/食塩相当量0.0g(推定値)
・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください