国産の菜種油で一つひとつ手揚げしたあらいぶきっちんのおあげさん。ひとくち食べると、ふっくら、そしてじゅわっと、大豆と菜種油の香りが広がります。

 

おあげさんそのもののおいしさを楽しめるよう、シンプルな調理方法で食べてみてください。袋から出したおあげさんをフライパンやトースターでパリッと焼いて、醤油を少したらすと、それだけで絶品ですよ。

 

坂ノ途中のまかないでもよく使われていて、スタッフにも特にファンの多いおあげさん。今回は、そんなおあげさんをたっぷり楽しめるセットにしました。2枚入っているので、焼いたり煮たり、いろいろな食べかたで味わってくださいね。もめんやきぬごし、おぼろなどのお豆腐もいっしょにお届けします。

京都府の南西部、長岡京市にあるお豆腐屋〈あらいぶきっちん〉さん。 やわらかな水と、伊豆大島の海水から採れるにがり。そして、滋賀県や石川県の契約農家さんが農薬を使わずに育てた大豆のみを原料に、お豆腐をつくっています。

 

しっかり豆の味がする豆腐がおいしい豆腐だ、と考えている店主の福田洋平さん。豆が持っている本来の味を損なわないように昔ながらの方法でつくられるお豆腐は、大豆のもつ甘みやコク、風味がまっすぐに感じられます。

 

おあげさんは、油で揚げるときの温度調整が大切。ふくらみ具合を見ながら、まず110度の低温で生地を伸ばし、次に170度の高温でからっと焼き色をつけて仕上げます。

膨張剤を使わず、大豆のたんぱく質と職人技の温度調整で膨らむおあげさんは、ふっくらした食感が特徴です。

■おあげさん

一番絞りの菜種油の風味も楽しんでいただきたいので、油抜きせず調理してください。すぐに使わない場合は冷凍保存もできます。

 

〈スタッフの試食コメント〉

あらいぶきっちんさんのおあげは油が美味しい！　香りを楽しみたいから、油抜きせずに切ってそのままお味噌汁に入れたり。大豆の味を感じられるのも新鮮で、おあげってこんなに美味しいんだ……！　とまかないで初めて食べたときに驚きました。

 

■もめん

昔ながらの製法でつくったソフトタイプのもめん豆腐。にがりだけで凝固させているので、温めるとふわっとやわらかくなり、大豆の甘味が口のなかに広がります。ハンバーグに入れたり、白和え、グラタンにしたり、幅広い料理にお使いいただけます。

 

■絹
木綿よりも豆乳の濃度が高く、圧力をかけて水を抜く工程がないので口当たりがなめらか。まずはそのまま冷奴で。なにもつけずにそのままでも美味しくいただけますが、ネギやかつお節、ショウガなどお好みの薬味を添えて食べるのもおすすめです。

 

■おぼろ

豆乳ににがりを加えておぼろじょうになったものを、そのまますくってパックに入れたのが、おぼろ豆腐。水にさらしていないので、パックの中の水（にがり水）は捨てずにそのままお召し上がりいただけます。大豆の味わいが一番わかるお豆腐です。

 

■厚揚げ

もめんを3等分して水切りし、国産一番絞りの菜種油で揚げた厚揚げ。食感がしっかりしているので、お鍋やおでん、煮物にもぴったり。トースター、またはフライパンでさっと焼いて、ネギや生姜をのせて食べても美味しいです。

 

■絹厚揚げ
絹を2等分して水切りし、国産一番絞りの菜種油で揚げた絹厚揚げ。中がやわらかいので、おだしをかけてあげだし豆腐風に。生のままスライスしてサラダに合わせるのもおすすめです。

あらいぶきっちん（京都府長岡京市）

 

あらいぶきっちんを立ち上げたのは、現在の店主・福田洋平さんのお義父さんである、矢沢裕士さん。矢沢さんは、当時では珍しくアメリカで玄米菜食を学び、その影響を受けて、日本に戻ってからは京都で有機野菜の販売に携わっていました。そんな中で豆腐をつくるひとが周りにおらず、ならば自分でつくろう！と思い立ったそう。その後、修行期間を経てあらいぶきっちんを開店しました。

 

福田さんは、結婚後、矢沢さんの指導のもとで豆腐づくりを一から学びました。2011年、矢沢さんの引退を機に、お店を継ぐことになります。
お二人に共通しているのは、おいしいものを食べるのが好き、ということ。さらに福田さんは、お子さんのアレルギーとも向き合うなかで、食の大切さをいっそう実感したそう。
まずは自分が食べておいしいと思えるように。そして、誰もが安心して食べられて、笑顔になれるように。創業から変わらず、国産の大豆と油、天然のにがりを使い、丁寧な豆腐づくりを続けています。

 

あらいぶきっちんさんの記事はこちら

 

あらいぶきっちんさんのお豆腐は、豆の味がしっかり感じられるのはもちろんのこと、舌触りと喉ごしがすばらしい。絹のつるんとした食感、木綿の嚙みしめるごとに広がる豆のうま味に、初めて食べたときは驚きました。
お揚げ類は、まったく油くささがなく、菜種油がほのかに香ばしい。私がいちばん感動したのはおあげさん。油抜きせず、フライパンでカリカリになるまであぶると、大豆と菜種油、両方のコクが合わさって最高です。きっと、油揚げの概念が変わりますよ。
このセットは、お豆腐のいろいろな魅力が一度に味わえる組み合わせだと思います。大豆の奥深さをたっぷりとお楽しみください！（本と野菜 OyOy：原田）

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■おあげさん

・原材料名　国産大豆

・凝固剤　粗製海水塩化マグネシウム含有物（にがり）

・内容量　1枚

・賞味期限　発送日から5日

・保存方法　要冷蔵

・製造者　あらいぶきっちん（京都府長岡京市）

・栄養成分表示（100gあたり）エネルギー410kcal／たんぱく質23.4g／脂質34.4g／炭水化物0.4g／食塩相当量0g（推定値）

※消泡剤・遺伝子組み換え原料不使用

※1番搾り100％純粋菜種油使用

 

■もめん

・名称　もめんとうふ

・原材料名　大豆（国産）

・凝固剤　粗製海水塩化マグネシウム含有物（にがり）

・内容量　300g

・賞味期限　発送日から5日

・保存方法　要冷蔵（5℃以下）

・製造者　あらいぶきっちん（京都府長岡京市）

・栄養成分表示（100gあたり）エネルギー80kcal／たんぱく質7.0g／脂質4.9g／炭水化物1.5g／食塩相当量0g（推定値）

※消泡剤・遺伝子組み換え原料不使用

 

■絹

・名称　きぬごしとうふ

・原材料名　大豆（国産）

・凝固剤　粗製海水塩化マグネシウム含有物（にがり）

・内容量　330g

・賞味期限　発送日から5日

・保存方法　要冷蔵（5℃以下）

・製造者　あらいぶきっちん（京都府長岡京市）

・栄養成分表示（100gあたり）エネルギー62kcal／たんぱく質5.3g／脂質3.5g／炭水化物2.0g／食塩相当量0g（推定値）

※消泡剤・遺伝子組み換え原料不使用

 

■おぼろ

・名称　おぼろとうふ

・原材料名　国産大豆

・凝固剤　粗製海水塩化マグネシウム含有物（にがり）

・内容量　350g

・賞味期限　発送日から5日

・保存方法　要冷蔵（5℃以下）

・製造者　あらいぶきっちん（京都府長岡京市）

・栄養成分表示（100gあたり）エネルギー62kcal／たんぱく質5.3g／脂質3.5g／炭水化物2.0g／食塩相当量0g（推定値）

※消泡剤・遺伝子組み換え原料不使用

 

■厚揚げ

・名称　あつあげ

・原材料名　大豆（国産）

・凝固剤　粗製海水塩化マグネシウム含有物（にがり）

・内容量　3個入り

・賞味期限　発送日から5日

・保存方法　要冷蔵（5℃以下）

・製造者　あらいぶきっちん（京都府長岡京市）

・栄養成分表示（100gあたり）エネルギー150kcal／たんぱく質10.7g／脂質11.3g／炭水化物0.9g／食塩相当量0g（推定値）

※消泡剤・遺伝子組み換え原料不使用

※1番搾り100％純粋菜種油使用

 

■絹厚揚げ

・名称　きぬ厚あげ

・原材料名　大豆（国産）

・凝固剤　粗製海水塩化マグネシウム含有物（にがり）

・内容量　2個入り

・賞味期限　発送日から5日

・保存方法　要冷蔵（5℃以下）

・製造者　あらいぶきっちん（京都府長岡京市）

・栄養成分表示（100gあたり）エネルギー150kcal／たんぱく質10.7g／脂質11.3g／炭水化物0.9g／食塩相当量0g（推定値）

※消泡剤・遺伝子組み換え原料不使用

※1番搾り100％純粋菜種油使用