一口ひとくち、お米の味わいを楽しんで
品種はもちろん、育つ土地の気候や水質、土壌、栽培方法によっても、味わいに違いが生まれるお米。
その違いをくらべて楽しめる、坂ノ途中のお米3種の詰め合わせ、「お米の味くらべセット」をご用意しました。白米または玄米からお選びいただけます。
どうぞ味わってみてください。
お届けするお米の種類(一例)
※3種類のお米を詰め合わせでお届けします。
※お米の種類はお選びいただけません。予めご了承くださいませ。
※こちらに掲載していないお米をお届けすることもございます。
静岡・焼津のお米 田の息吹(静岡県焼津市)
たくさんの生きものが暮らす田んぼから
旨味と甘味がつよく、しっかりとした味わいのお米がお好きな方におすすめです。冷めてももっちりしているので、お弁当にも。静岡県・焼津は漁港が有名ですが、大井川の水流に恵まれ、古くから稲作も盛んな土地です。カエルやメダカ、水鳥、バッタにヘビ。生きものを排除せず、生きものの賑やかな息吹を感じる田んぼで力強く育ったお米です。
京都八幡の石清水(京都府八幡市)
おいしいお米を探求する、職人が育てたお米
みずみずしくてつやがあり、見た目もうつくしいお米。甘みもありながらさっぱりとした上品な味わいです。「できるだけ自然に近い環境で、本当においしいお米を作つくりたい」と語る生産者の辻さん。米づくりには、情熱と創意工夫がたくさん込められています。数々の賞も受賞している、評価の高いお米です。
津山れんげ米(岡山県津山市)
れんげ咲く里の、やさしい甘みのお米
れんげや雑草、生き物いっぱいの田んぼで育った、やさしい甘みが特徴のお米。ふっくらと炊き上がり、もちもちとした食感が感じられます。生産者の中尾さんは「健康な体はきれいな環境と正しい食から。自然の法則に従った生活を」を合言葉に、40年ほど前から自然にやさしい米づくりをされています。
そふぁらの雪どけ米(滋賀県長浜市)
風味豊か、清らかな雪どけ水で育てたお米
香りがよく、旨みのつまった味わいと艶やかな炊き上がりが魅力のお米。冷めても豊かな風味があり、おにぎりにもおすすめ。伊吹山の清らかな雪どけ水が流れ込む田んぼで、生産者のそふぁらさんが丹精込めて育てたお米。「誰もが安心して食べられる米づくりで、たくさんの人に元気と笑顔と健康を」というそふぁらさんの想いが込められています。
晴れの国の朝日米(岡山県倉敷市)
岡山で古くから愛されてきた、朝日米
「朝日米はしっかり噛んでこそ美味しさがわかる。派手さはないけれど、ひと口ひと口お米を味わって食べたい方に喜んでもらえると思う」と生産者の山﨑さん。大粒で粘りがつよく、噛むごとにやさしい甘さを感じるお米です。
湖国いろどりあきつ米(滋賀県草津市)<
清流を感じる、みずみずしく旨味のあるお米
蛍が見られるほどきれいな水が流れる地域の、彩り豊かな田んぼで育まれたコシヒカリです。もっちり食感でみずみずしく、噛めば噛むほどにお米らしい甘さを感じます。「食べる人にも作る人にも身体によいものを」という想いから、化学合成農薬や化学肥料を用いず、自然や生き物にもやさしい農法で育てられたお米です。
湖国のたから米(滋賀県草津市)
二十年、種取りしてつなぐ、滋賀在来のお米
湖国いろどりあきつ米と同じ生産者、クサツパイオニアファームさんが、ほんの十粒ほどの種を譲り受けたところから、これまで約二十年、種籾を自ら採って育てられたお米です。
やや大粒であっさり。滋味深い甘みとうまみは、毎日でもお箸がすすむ味わいです。昔ながらの品種で、とくに梅干し、海苔、お味噌汁といった日常的な和食によく合います。
ごいっしょに、ご飯のおとも
ご飯によく合う「おとも」がせいぞろい。食卓にあると、ご飯の楽しみがもっと広がります。ほかほかのご飯といっしょにどうぞ。
ご注意点
■玄米の調製年月日について
玄米には裏面の品質表示ラベルに調製年月日を記載しております。
調製年月日とは、農家さんがもみすりをした日付のことです。
もみすりとは、稲もみからもみ殻を取り除いて玄米にする作業のこと。
年に1度のお米の収穫に合わせてもみすりをする農家さんが多いため、調製年月日には稲刈りのころの日付が記載されていることがほとんどです。
玄米は、白米と違って、長期保存してもほとんど劣化しませんので、調製年月日に古い日付が記載されていても品質には問題ございません。
■未検査米について
未検査米とは、品種や銘柄についての農産物検査を受けていないお米のことです。
品種銘柄検査を受けていないと、品種名、産地、産年を袋に記載できないというルールがあります。
誤解に気をつけていただきたいのですが、この検査は、食味や農薬使用の検査ではありません。
ですから、検査の有無によって品質が変わるということはありません。
坂ノ途中では品種銘柄検査を重視していません。
見かけることの少ない品種のお米や、農家さんが自家採種されているお米、「検査にお金使うのはイヤやわ」というポリシーの農家さんのお米については、未検査米を扱うこともあります。
■小石や種の混入について
坂ノ途中がお取り引きしているお米農家さんやその精米所は大規模とは言えません。大手の精米所で用いられるような高性能な選別機を使用していないことがほとんどです。そのため、丁寧に選別はしているものの、稲刈り時の小石や、クサネムと呼ばれる雑草の種(小さな黒い粒)がお米に混ざってしまうことがございます。
お米の品質には問題なく、お米を研ぐ際に取り除いてお召し上がりいただければと思います。気になる状態でしたら、お手数ですがご連絡くださいませ。
■お米の保存について
お米の保存は、風通しがよく、直射日光のあたらない、15度以下の場所が適しています。
季節や温度を気にせず、お米をおいしく保つことができる場所は、冷蔵庫の野菜室です。ーにおい移りを防ぐため、ペットボトルや密封できる容器に入れて保存し、お届けから30日を目安にお召し上がりください。
■コクゾウムシについて
虫などの侵入を防ぐために倉庫の管理や選別機でのチェックを丁寧に行っていますが、まれに「コクゾウムシ」と呼ばれる虫がお米の中に入り込んでしまうことがございます。虫は、畑ではなく収穫後に侵入し、お米に産卵して増えていきます。虫が侵入したお米がひと粒でも入ってしまうと、特に常温保存では短期間で増えてしまうことがございます。
気温が20度を超えると活動が活発化するので、気温・湿度が高くなる時期には、特にお米の保存場所にご注意ください。
田んぼと食卓むすぶ まいにちのお米
お米が育つ背景や、その豊かな味わいについてもっとお伝えしたい。そんな思いを込めて、「田んぼと食卓むすぶ まいにちのお米」というお米の特集ページをご用意しました。
おいしいお米を味わうことが、田んぼとわたしたちの食卓をむすび、未来につづく農業や暮らしを考えるきっかけとなりますように。