これひとつでおすましやお鍋のだしが完成。まぐろの風味香る白だし
明治36年創業、京都で無添加おだしの製造・販売を行う、うね乃さん。京都の食文化の真髄である「おだし」を、代々伝わる製法でつくり続けています。
「京のしろだし」は、化学調味料や添加物を使わず、選び抜いた素材だけを使用。まぐろのふしとかれぶし、羅臼昆布、乾しいたけからだしをとっているので、香りや旨みはしっかりとありながら、上品で軽やかな味わい。塩味と甘味のバランスがよく、これひとつで味が調います。
10倍濃縮なので、お好みの濃さに薄めてお使いいただくだけで、おだしの香りが広がる本格的な京風のお料理に。お鍋や茶碗蒸し、おすまし、うどん、炊き込みご飯などの温かいお料理はもちろん、浅漬けや和え物にも。使い勝手がよく、常備しておきたくなる白だしです。
うね乃さんにおすすめポイントを聞いてみました。
「コクとうま味のある羅臼昆布とまぐろ節でまろやかなおだしを引き、ろ過せずに仕上げました。うま味がしっかり残っているので、オイルやスパイスとも相性がよく、和食だけでなく洋食や中華にも。ワンタンスープやクラムチャウダー、和風スープカレーなどにもお使いいただけますよ。」
京しろだしのおいしいレシピ
■白ちゃんこ鍋
京のしろだしをベースに、生姜、にんにく、胡椒をきかせたちゃんこ鍋です。だしの風味がさらにほしいときは、いりこだしやだしパックを追加してください。ごま油、すりごま、甜麺醤を入れてアレンジしてもおいしいですよ。
レシピ
材料(2~3人分)
白菜 1/4個
にんじん 1/4個
豆腐 150g
水菜 90g
油揚げ 1/2枚
生姜(すりおろし) 20g
にんにく(すりおろし) 1かけ分
京のしろだし 大さじ6
胡椒 少々
〈つくね〉
鶏ミンチ 200g
豆腐 80g(水切りする)
京のしろだし 大さじ1
胡椒(山椒でも) 少々
つくりかた
1)鍋の具材の下ごしらえをします。
2)つくねのタネをつくります。ボウルに鶏ミンチ、水切りした豆腐、京のしろだし、胡椒を入れ、よくこねます。
3)鍋に水1L、生姜、京のしろだし、胡椒を入れて火にかけます。
4)煮立ったら、2のつくねをひとくち大に丸めながら入れます。
5)つくねにある程度火が通ったら、1の具材を入れさらにひと煮立ちさせます。最後ににんにくを入れてできあがり。
■白菜の浅漬け
お鍋で余った白菜をつかって、もう一品。京のしろだしで和えるだけ、漬け込みは不要の手軽な副菜です。かつおぶしを入れることで味のなじみもよくなりますよ。ごはんやお酒のおともに。お箸がすすみます。
レシピ
材料(2~3人分)
白菜(白い部分) 1/4個
京のしろだし 大さじ1.5~2
かつおぶし 1袋(3g程度)
塩 適量
1)白菜は5mm幅に切って塩もみをし、少し置いておきます。
2)水気が出てきたらしっかりと絞ります。京のしろだし、かつおぶしを加えてよく混ぜたらできあがり。柚子などを添えてもおいしいです
つくり手のこと
うね乃(京都府京都市)
和食の要として古くから大切にされてきた「おだし」のほんものの味わいを追求し、そのやさしい力を次代に伝えるべく、昔ながらのおだしづくりを続けるうね乃さん。
日本の風土や気候、自然の恵みから生まれた素材を使い、素材の個性に合わせながら、熟練された手技で一つひとつ丁寧につくり上げます。
食材の味をいかし、ひきたてる、ほんものの「おだし」を食卓で味わってみてください。