春のロゼワイン飲みくらべセット
桜の季節にぴったりの、ピンク色のロゼワインを2本セットでお届けします。
ロゼワインって、どんな時に選べばいいんだろう?と難しく思ってしまう方も多いかもしれませんが、実は、ヨーロッパでは食事と一緒に自宅で楽しまれるような、とても身近な存在です。桜色のワインは、お花見やピクニックなど、いろいろな食べ物を持ち寄って楽しむこの季節にはぴったりです。
フランス〈サラダン〉のロゼは、フルーツのような甘みと酸味があります。ワインの名前にあるように「トラララ~!」と口ずさみたくなるような、明るい気分にしてくれる一本です。ポルトガル〈キンタ・ダス・マイアス〉のロゼは、甘さ控えめで、フレッシュなさくらんぼのような味わい。ミネラル感があるので、食事とあわせるのがおすすめです。
この春は、ロゼワインを楽しんでみませんか?
●ワイン担当 吉村友希
1| キンタ・ダス・マイアス マイアス ロゼ 2019
産地:ポルトガル ダン地方
ヴィンテージ:2019年
品種:ジャエン50%、ティンタ・ロリス50%
ワイナリー:キンタ・ダス・マイアス
ブドウの栽培:EUビオ(オーガニック)認定
ミネラル感をしっかり感じる甘さ控えめのロゼ。すっきりフレッシュな味わいでスルスルと飲みやすいワインです。カシスやさくらんぼのような果実の香りも感じます。
10℃ぐらいに冷やして、食事とあわせて楽しむのがおすすめ。アスパラガスや新じゃがいものグリル、新玉ねぎのフライなど、春野菜と楽しむのはもちろん、お肉や魚のお料理や、揚げ物などしっかりとした味付けの料理とも相性ぴったり。食事を美味しくしてくれる一本です。
2|ドメーヌ サラダン トラララ ! ロゼ 2019
産地:フランス コート・デュ・ローヌ
ヴィンテージ:2019年
品種:グルナシュ40%、サンソー40%、シラー10%、ヴィオニエ5%、ルーサンヌ4%、グルナッシュ・ブラン1%
ワイナリー: ドメーヌ サラダン
ブドウの栽培:現地有機認証取得(エコセール)
甘みと酸味を楽しむロゼワイン。フルーツや花の香りがあり、ブドウの果実味をしっかりと感じられます。「トラララ!」というのは、フランス語で嬉しい気持ちを表現している言葉。飲むと思わずそう口にしてしまうような、明るい気分にしてくれるワインで、春にぴったりです。毎年使用するブドウの品種が違うので、その年ごとの味わいが楽しめます。
甘みがしっかり感じられるので、ワインをメインにちょっとしたおつまみを楽しむのがおすすめ。キュっとしたさわやかな酸味が感じられるので、サラダやマリネ、ピクルスなどお酢をきかせた料理と相性が良いです。冷やすとまた違った味わいになるので、温度を変えてもお楽しみいただけます。
つくり手のこと
1| キンタ・ダス・マイアス
〈キンタ・ダス・マイアス〉は、ダン地方を代表する、1893年から続く伝統あるワイナリーです。EUオーガニック(ユーロリーフ)の認証を取得し、環境に配慮しながらブドウづくりをしています。標高が高いところにあるため、冷涼な気候を反映した爽やかな酸味が特徴です。
ポルトガル中北部のダン地方は、伝統的なワイン産地。周囲を山に囲まれた標高の高い盆地です。ワイナリーのキンタ・ダス・マイアスは、ポルトガル本土の最高峰セラ・デ・エストレラ(星の山)のふもと、ワイン畑としてはとりわけ標高の高い場所に位置します。ここで育つブドウは、日中の強い日差しの下で生育が進むことで糖度が上がり、いっぽうで夜には涼しい風が山から吹きおろして気温が下がるため、酸を保ちながら成熟していきます。その結果、熟成感がありながらも爽やかな酸味を感じる、この土地ならではの味わいのワインを造ることができます。
2|ドメーヌ サラダン
〈サラダン〉はフランス、南ローヌの北端に18haのブドウ畑を持つ小さな醸造所。その歴史は古く、1422年からブドウづくりを行っていたことが、村の公文書に記されています。
彼らのブドウ畑には、一度も化学薬品が使用されていません。理由は、「誰も農薬を売りに来なかったから」。昔からずっと残る自然環境でのブドウ栽培が、今も引き継がれているのです。
現在ワイン造りを担うのは、21代目のマリー・ローランスさんとエリザベットさん姉妹(写真中央のふたり)。父・ルイさんの「ワイン造りは知識だけではなく感じることが大切。ワインが語りかけてくる声を聞け」という教えのもと、代々築かれたワイン造りの伝統の上に、最新技術からの学びや、自身の新たな感覚を融合させ、純粋で美しいワインを生み出しています。ナチュラルでピュアな〈サラダン〉のワインは、フランスでも注目を集め、ミシュラン3ッ星レストランをはじめ、各地のワインショップでも取り扱われています。
2010年に、現地の有機認証エコセールの認定を取得。ただし、ラベルには記載していません。有機認証をラベルに書きたいといった姉妹。それに対して、父・ルイさんは「我々は600年以上も前から同じようにブドウを栽培してきたので何も変わっていない。農薬を使っている生産者が農薬使用とラベルに書くべきだ」と反対したそうです。
商品詳細
■ キンタ・ダス・マイアス マイアス ロゼ 2019
・品名 ワイン
・原産国 ポルトガル
・内容量 750ml
・酸化防止剤(亜硫酸塩)含有
・アルコール分 12.5%
■ドメーヌ サラダン トラララ ! ロゼ 2019
・品名 ワイン
・原産国 フランス
・内容量 750ml
・添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
・アルコール分 14%