自家製梅干しとはちみつでつくる万能調味料
瀬戸内海に浮かぶ、香川県の小さな島・豊島にある<soe farm>さんから、酸味がまろやかで後味にあっさりした甘みが残る「梅びしお」が届きました。
一般的な梅びしおは、梅干しの梅肉をすりつぶして砂糖と合わせて練ったもの。<soe farm>さんは、自家製の梅干しと砂糖に、養蜂している日本みつばちのはちみつ、しょうゆ、本みりんを加えて仕上げています。梅の果肉はしっかり感じられますが、はちみつや本みりんなどが塩っぱさを和らげているので、すっぱい梅干しが苦手な坂ノ途中スタッフも美味しくいただけました。
ご飯のおともはもちろん、長いもやきゅうりの梅肉和え、鶏肉、大葉と一緒にくるっと巻いて揚げ物にしても。
つくり手のこと
■soefarm 副田祥子さん(香川県豊島/岡山県玉野市)
瀬戸内の材料を使った季節の瓶詰め作りと、日本みつばちの養蜂をしている副田さん。瀬戸内海にうかぶ小さな島、豊島(てしま)と岡山県の港町を行き来しながら暮らしています。
「材料ひとつひとつにも季節によって味わいの違いがある。だから、瓶詰めでも季節ごとの良さをお届けできるように工夫しています」と副田さん。
《soefarmさんからのメッセージ》
かみしめるほど好きになり、毎日食べても飽きないもの。
そういう普通で素朴な食べものが、私の身体だけでなく誰かの身体を耕すための、ささやかな助けになればと思っています。
素朴ななかにも少し隠し味がきいていて、目新しさのなかにもどこかほっとする優しい味わいがある〈soefarm〉さんの瓶詰め、食べてみてくださいね。