香り良く、みずみずしいセロリ
栗やゆずの木が並ぶ山林と田畑のひろがる山里、大阪府北部の能勢町から、みずみずしいセロリをお届けします。
能勢の生産者さんがつくるセロリは、さわやかないい香りと甘みがあり、茎はシャキっとして歯切れがよいと、お客さまからも、坂ノ途中スタッフからも人気があります。
豊かな土のもとで、元気いっぱいに育ったセロリの香りと味わいをお楽しみください。
さわやかな風味を生かして、スープやカレー、サラダ、マリネに。魚介やくだものなど、ほかの食材と合わせてもおいしく召し上がっていただけますよ。
つくり手のこと
能勢の生産者さんのおひとり、〈須美ファーム〉の今堀淳二さんをご紹介します。
須美ファーム 今堀淳二さん(大阪府能勢町)
大阪府泉大津市出身、前職はイタリアンの飲食店で調理をしていたという今堀さん。そのころから、能勢の畑を訪れることがあり、気持ちのいいところだなと思っていたそうです。
調理の仕事をやめ、農業の道にすすむ決意をしたのは2010年のこと。
大きなきっかけとなったのは、お母さんの急逝でした。前触れもなく心の整理がつかなかった、という今堀さん。母の死、自分が生きていることと向き合ううちに、命のつながりを大切にする生き方、仕事がしたいと考えるように。たくさんの命がかかわりあう、農業という仕事に興味を持ちました。それから、能勢や奈良の農家さんのもとで研修を積んで、2012年に就農。
豊かな土の力を借りて自然のリズムに沿うように野菜を育て、できるだけ地元の資材を使って……これらすべてが「つながりを大切にすること」に結びついているという今堀さん。
彼のつくるお野菜は、どこか凛としていて、なかはみずみずしく、深い甘みを感じる。植物の野性味と、人の手の温もりがどちらも感じられるのです。
保存のポイント
葉と茎はすぐに切り分けて保存するのがおすすめです。それぞれ濡らしたペーパーで包みビニール袋へ入れて、冷蔵庫に入れてください。
セロリのおいしいレシピ
セロリのシャキシャキとした食感が楽しめる、シンプルなポテトコロッケ。ソースは、能勢の生産者さんのひとり、〈べじたぶるぱーく〉さんがつくる「大葉ソルト」とマヨネーズを合わせます。
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セロリのほろ苦さとくるみの香ばしさが絶妙。和食、洋食、どちらにも合うおかずです。セロリの葉も一緒に使えますよ。
フレッシュなりんごとセロリ、さっと茹でたじゃがいもの千切り。シャキシャキの食感が楽しめるサラダです。
ほかにも、塩きんぴらやセロリたっぷりのキーマカレー、具だくさんのスープなどのレシピをご紹介しています。参考にしてみてくださいね。