バレンタインの贈り物に
チョコレートの代わりに贈り物にするなら……と、寒さがまだ残る2月に似合う、ほどよいボリューム感のあるワインを選びました。クラシックなボルドー型のボトル2本のセットなので、並べたときの見栄えも素敵。贈った方にも喜んでいただけると思います。
どちらも、自然を大切にワイン造りに取り組むワイナリーのもの。ポルトガルの〈エスポラン〉のボリューム感のある白ワインは、しっかりとした味わいが冬にぴったり。ニュージーランドの〈ヴィラマリア〉の赤ワインは、甘さ控えめで、ほどよいタンニンの渋みや樽の香りを感じます。2本ともボリューム感のバランスもよく、まったりとした味わい。会話を楽しみながらゆっくりと飲みたいワインです。ワインがお好きな方へのギフトにも喜ばれるセットです。
1|エスポラン ヴェルデーリョ ホワイト(白ワイン)
冬にぴったりの、ボリューム感のある濃厚な味わいの白ワイン。暖かい地域で育ったブドウでつくられているため、酸味がありながらも甘みがあります。パッションフルーツやマンダリンオレンジなど南国のフルーツを思わせるボリューム感のある果実の香りが、あたたかみを感じさせてくれます。長い余韻と後味のきれいな酸。シーフードやスパイシーなアジアンフードとも相性が良い1本です。
産地:ポルトガル アレンテージョ
ヴィンテージ:2017年
品種:ヴェルデーリョ
ワイナリー: エスポラン
ブドウの栽培:リュットレゾネ方式(減農薬栽培)
2| ヴィラマリア アースガーデン メルロー・カベルネソーヴィニヨン(赤ワイン)
フレッシュながらも、ほどよいタンニンや渋みも感じる赤ワイン。甘さは控えめで、カシスやブラックベリーのような黒っぽい果実やココアのような香りに、樽からくる甘いバニラやスパイスのような香りが折り重なり、深みのある味わいがあります。赤身の肉料理など力強い料理によく合います。樽の香りがチョコレートともよく合います。
産地:ニュージーランド ホークスベイ
ヴィンテージ:2020年
品種:メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%
ワイナリー: ヴィラマリア
ブドウの栽培:有機認証取得(BioGro)
つくり手のこと
1|エスポラン
アレンテージョは、ポルトガルで近年最も注目されているワイン産地。この地域で中心的な役割を担ってきたのが<エスポラン>です。
2012年から、有機栽培、減農薬栽培に転換をはじめ、2020年には所有する700haの広大な畑すべてでオーガニック認定を取得しました。この年に、「Slow forward:ゆっくりとした前進」を方針として掲げ、自然と共存することを大切にワインを造っています。これだけ広い土地で認定を取得するのは、簡単なことではありません。それだけでなく、ブドウを仕入れる契約畑でも、減農薬栽培を推進し、アレンテージョ地域全体を持続可能な農法に転換することを目指しています。
ワイン造りを担うのは、サンドラ・アルヴェスさん。自然との共生を大切に、ブドウ本来の味わいを生かしたワイン造りを目指しています。
その実力は、世界的なワイン評価誌『ドリンクス・インターナショナル』が2020年に選定した世界のトップ50ワイナリーの13位に輝いたほど。環境への取り組みもワインの味わいも素晴らしく、坂ノ途中スタッフにもファンが多いですよ。
2|ヴィラマリア
〈ヴィラマリア〉は「次世代に残す環境に責任を持つ」という考えのもと、1999年からブドウの有機栽培に取り組み、現在では、自社畑の35%でオーガニック認証(BioGro)を取得。2030年までに全ての畑をオーガニックに転換することを目指しています。
さらに、醸造から出荷に至るまでのプロセスでもサステナビリティを意識しているのもこのワイナリーの特徴。自然光を利用し電力使用を抑え、水の使用量を削減。再生可能エネルギーへの転換、二酸化炭素排出量の削減についても明確な目標を掲げています。ワインボトルには67%リサイクルガラスを使用。その他の資材の調達もワイナリーの22Km以内の企業からおこなったり、ボトルを軽量化したりすることで、CO2排出量の削減にも取り組んでいます。ニュージーランドでは、ワイン産業全体でサスティナビリティを高めようと進めていますが、そのなかでもヴィラマリアは、リーダー的な役割を果たしています。
商品詳細
■テュルビュランス エクストラ・ブリュット(スパークリングワイン)
・品名 ワイン
・原産国 ポルトガル
・内容量 750ml
・酸化防止剤(亜硫酸塩、V.C)、酸味料含有
・アルコール分 14%
■ドン・ラファエル レッド 2018年(赤ワイン)
・品名 ワイン
・原産国 ニュージーランド
・内容量 750ml
・添加物 酸化防止剤(亜硫酸塩)
・アルコール分 13%