酢飯や和食に合う、港町で作られた有機純米酢
広島県の尾道市、瀬戸内海の港町で、職人さんの手によって丹精込めて作られた純米酢が〈杉田与次兵衛商店〉さんから届きました。
お米からつくられる純米酢らしく、穀物系のどっしり落ち着きのある香りと、まろやかな酸味が特徴です。
〈杉田与次兵衛商店〉さんは、お米からお酒をつくるところからはじまり、発酵させてお酢をつくりあげます。種酢、もろみ、水、酢酸菌をタンクに入れ、酢酸菌の力を活かす静置発酵を基本に、発酵の途中で何度か職人さんがかき混ぜる〈杉田与次兵衛商店〉さんならではの製法。それによって、くせが強すぎず、コクと旨みがしっかりある、バランスのとれたお酢になるのです。
お料理の縁の下の力持ちのような酸味がすーっと続くので、酢飯や和食にぴったりです。
つくり手のこと
杉田与次兵衛商店(広島県尾道市)
昔から酢の発酵に良い中硬水の水質と温暖な気候で、お酢づくりが盛んな広島県尾道。瀬戸内海沿岸に位置するこの町で、〈杉田与次兵衛商店〉さんは1884(明治17)年に酢屋として開業しました。
戦後に食料がないころ、酢酸を化学的に合成して製造した合成酢が出回っていたことに「これではだめだ、本物のお酢、米のうまみを生かした、身体にいいものをつくりたい」と思った3代目は、1965(昭和40)年に無農薬米を使用した純米酢の製造をはじめました。そして、1980年(昭和55年)年にJAS認定工場となりました。
それから40年以上、日本古来の醸造法を守りながらお酢づくりを続けています。
杉田与次兵衛商店の有機純米酢のおいしいレシピ
混ぜるだけで手軽につくれるお寿司。いろいろな種類のきのこを使うと満足感アップ。
新しょうがとお酢ですっきりした味わいに。濃い味付けのメイン料理の箸やすめにぴったりです。