古(いにしえ)を想わせる、色鮮やかなもち米
京都府のほぼ真ん中に位置する、南丹市八木町は、きれいな水が自慢の地域。田んぼがひろがり、心地よい風がふく里山で、ハピー農園さんの古代米は育てられています。
古代米とは、赤米や黒米など、稲の原種の特徴を受け継いだお米のこと。
「土と水、太陽の力だけで育てたい」というハピー農園の堀さんは、自然にあるものを生かし、化学合成肥料や農薬を使わずに栽培されています。
つくっているのは、赤米、黒米、そしていろいろな品種からなる虹色米の3種類。それぞれの色が混じってしまわないよう、種類ごとに別々の機械で精米し、ひとつずつ手作業で袋詰めされています。
精米具合は、古代米の食感と色を活かしつつ、ほどよい噛み応えのある三分づき。白米に一割ほどを混ぜると、ごはん全体が色づいてもっちりとした仕上がりになります。
赤、黒、虹色。選べる3種の古代米。
■赤米
もっちりとした食感と、やさしい甘さが特徴。赤い色はタンニンという色素によるもの。お赤飯のルーツともいわれており、見た目も華やかです。
■黒米
口に入れたときに感じる香ばしさと、粒立った食感が特徴。ほんのりと玄米の香りがして、炊くと紫色になります。
■虹色米
赤米や黒米、緑米などが混ぜ合わされています。いろいろなお米の味わいが感じられて、見ても食べても楽しいお米。さっぱりとして食べやすく、おかずにもよく合います。
つくり手のこと
京都府南丹市 ハピー農園 堀さん
京都府南丹市八木町の里山で、お米や古代米を栽培するほか、ご自身が食べる分の野菜を育てながら、短角牛2頭、ヤギ3頭と暮らしています。
「自分で使うものは、なんでもつくれるのが百姓や」
食べるものや、倉庫や道具、住居にいたるまで、堀さん自身の手でつくったものです。
笹藪でうっそうとして、地域の人が近寄ることができなかった場所を、相棒である牛たちと開拓。牛とヤギたちがいるおかげで雑草の管理ができ、鹿や猪などの獣は来なくなりました。かつて大切にされていた里山のすがたが戻ったことで、地域の人たちからも感謝されるそう。
堀さんが植えた山桜のもとでは、毎年春になるとお花見会が開かれるように。気持ちのよい風の吹く、にぎわいのある明るい場所になっています。
古代米のおいしいレシピ
ほんのり赤い古代米ごはんを洋風のおにぎりに。
余った冷やごはんでもおいしくつくれます。混ぜるお野菜はお好みでどうぞ!
レシピはこちら≫
古代米は、炒ってはぜさせることで、香ばしさと食感がアップ。
滋味深いスープに混ぜて食べるとおいしいですよ。
香ばしい炒り米は、サラダやお茶漬けのトッピングにもおすすめです。
商品詳細
■赤米、黒米
・名称 もち精米(三分づき)
・原料玄米 一部証明米、国内産、2021年度産、10割
・内容量 200g
・保存方法 直射日光を避け常温で保存。夏場は冷蔵保管し早めにお召し上がりください
・製造者 丹波ハピー農園
・栽培基準 栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料は不使用
坂ノ途中の取り扱い基準についての考え方は、こちらをご確認ください。
■虹色米
・名称 もち精米およびうるち精米(三分づき)
・原材玄米 一部証明米、国内産、2021年度産、10割
・内容量 200g
・保存方法 直射日光を避け常温で保存。夏場は冷蔵保管し早めにお召し上がりください
・製造者 ハピー農園
・栽培基準 栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料は不使用
坂ノ途中の取り扱い基準についての考え方は、こちらをご確認ください。