余韻まで味わいたい煎茶
一番茶のもっともよい時期を見計らって摘み、浅蒸しにしました。
強い旨みの中にも、お茶が本来持っている味の特徴を十分に感じられるように仕上げています。
農薬や化学肥料をいっさい用いず、土の力を活かし、命のつながりを大切に作られたお茶です。
おいしい飲み方
最初は約50℃が適温です。一度湯呑みにお湯を注いで冷ましてから淹れてください。
急須に入れた茶葉の5mm上までお湯を注ぎ、茶葉がふくらんでお湯と同じ高さになるまで待ち、残りのお湯を注ぎます。
四、五煎目まで楽しめます。一煎ごとにお湯の温度を上げると毎回違った味わいになります。
つくり手のこと
農薬や化学肥料に頼らない生き方を志す林くんが育てたお茶です。
生産者の林くんは、自身が中学生のころに大病を患った経験から、農薬や化学肥料に頼らない生き方、命のつながりを大切にする生き方を志すようになりました。
林くんがお茶を育てる、和束町は800年に及ぶお茶の歴史があります。豊かな自然に恵まれた、隠れ里のような小さな町です。過去には皇室や江戸幕府にお茶を献上していたほどの質の高いお茶が栽培されています。
「わづか」は「和豆香」とも書かれていました。この地の自然の力で育ったお茶にも、どこか豆のようなふっくらとした香りがします。