【特栽相当】久米島のミニマンゴー 500g(5~7個程度)
2,260(税込)

・お届け時期 2025年7月下旬ごろまでを予定しております

・お届け内容 【特栽相当】久米島のミニマンゴー 500g(5~6個程度)
・生産地 沖縄県久米島町

・生産者 久米島赤鶏牧場
・栽培基準 特裁相当(特別栽培農産物相当) ※化学合成農薬の成分数、化学肥料由来の窒素成分量が栽培地域の平均使用量の半分以下です。詳しくはこちらをご覧ください

小さくても甘味がぎゅっとつまった、手のひらサイズのミニマンゴー

沖縄の離島・久米島から、1玉70~100g前後のミニサイズのマンゴーをお届けします。


久米島は、沖縄本島から西に100kmほどのところにあります。沖縄県内で、本島・西表島・石垣島・宮古島についで5番目に大きく、ソーダのような淡い水色の海と、白い砂浜がうつくしい島です。


マンゴーを出荷してくださる久米島赤鶏牧場さんの牧場と畑があるのは、宇江城岳(うえぐすくだけ)という、海をのぞむなだらかな山のふもと。山からの湧水が流れ、海からの風が通り抜けていく気持ちの良い場所です。山すそにある畑は日当たりがよく、水はけもよいので、マンゴーの栽培にぴったりです。


お届けするアーウィン種は、アメリカから台湾を経由して日本に入った品種。国産のマンゴーの多くは、このアーウィン種です。果皮が赤く、果肉は黄色。やわらかな香りで、マンゴー特有のクセが少なく、熟すと濃厚な甘味となめらかな食感が楽しめます。


今年は4月と5月の気温が低かったため虫の活動が鈍く、受粉が不十分で、生育が思わしくありませんでした。例年、直送でお届けしていた1玉300~500gのものはご用意できませんが、代わりに1玉70~100gほどの小さなサイズのマンゴーをお届けいたします。小さくても完熟しているので甘味がのっており、種が薄く(もしくは種がないこともあります)、可食部もしっかりあります。


南の島の豊かな恵みを受けた、この時期だけの味。なかなか市場に出回ることがないミニサイズのマンゴー、どうぞお楽しみください。

おいしくお召し上がりいただくために

お届け時に硬い場合は、直射日光の当たらない風通しのよい場所で追熟させてください。ブルームという白い粉が消え、全体につやが出て、甘い香りが漂ってきたら食べごろです。
黒い斑点(バナナでいう、シュガースポットのようなものです)が多く出てきたら、それ以上の追熟は避け、冷蔵庫で保存してお早めにお召し上がりください。

 

小さいので、皮をむいて丸かじりがおすすめです。まんなかに小さな種があるので、気をつけてお召し上がりくださいませ。

つくり手のこと

山城昌泉(しょうせん)さん・ゆいさん(久米島赤鶏牧場)

久米島赤鶏牧場さんがマンゴーの栽培をはじめたのは、今から10年ほど前の、2012年のこと。


その屋号の通り、養鶏を本業にしています。久米島の気候にあった、レッドブロイラーという鶏をひらがいで育てており、広々とした鶏舎で、鶏が自由に歩き回れる環境を整えています。
鶏のえさには、近くにある有名な泡盛「久米島の久米仙」の蒸留所から出る酒粕を混ぜたり、マンゴーの栽培には、鶏ふんをもとにつくった堆肥を使ったり。島にあるものを循環させて農業を営むことを大切に考えています。

 

代々、牛の繁殖と養鶏をされてきた山城さん一家。現在は、昌泉さん・ゆいさんとご両親の4人で牧場を営んでいます。久米島生まれ久米島育ちの昌泉さんは、子どものころから、牛や鶏の世話を手伝ってきました。一度は東京で仕事をしたものの、やっぱり島で暮らしたいという思いが募り帰郷。家業を継ぐことにしました。神奈川出身のゆいさんは、久米島の教育に携わる仕事でやってきたのをきっかけに、島に移住。仕事を通じて昌泉さんと出会い、農業を共に営むことになりました。

 

高齢化がすすみ、人口も減りつつある島にとって、農業は大切な産業です。島には高校までしかないため、卒業後はほとんどの人が島を出て、戻ってくるのはほんの一部。ですが、町も移住促進に力をいれて、少しずつ若い後継者も増えています。


これから先も、農業が島の産業として続いていくように。そんな願いを込めて、山城さん一家は、健康な鶏を育て、農薬の使用を減らしたマンゴーを栽培することに取り組んでいます。