自分で仕込む、きゅっと酸っぱいしば漬け
初夏の手しごとに、赤しそをつかってしば漬けをつくってみませんか?
しば漬けづくりの手順は、意外とシンプル。材料さえ揃えば、気軽にはじめられます。できあがりまでに時間はかかりますが、そのぶん美味しさはひとしお。
爽やかな赤しその香りと、発酵によるさっぱりとした酸味は、暑い時期にぴったりです。まずはご飯のおともに。冷奴にのせたり、タルタルソースやチャーハンに混ぜても。いろいろな食べ方で楽しんでくださいね。
セットの内容
滋賀県草津市、クサツパイオニアファームさんの赤しそ。
たっぷり陽をあびて育った葉はハリがあり、ふわっと爽やかな香りがただよいます。
しば漬けの定番はなすですが、今回は旬のきゅうりをセットにしました。
漬けても残る、ぽりぽりっとした食感を楽しんでください。
風味づけにしょうがを。ほどよくぴりっとした辛味がアクセントになり、あとを引く美味しさになります。
沖縄の南端、糸満市の沖合い2000mの海水を、平釜でじっくり煮詰めてつくられたお塩。ミネラルを豊富に含んでいるので、まろやかさのなかに、どこか甘味や苦味を感じます。
しば漬けのつくり方
◆材料
赤しそ 150g
きゅうり 1袋(300g)
しょうが 30g程度
粗塩 20g(野菜重量の6%程度)
◆下ごしらえ
●赤しそ
・太めの茎から葉を1枚ずつもぎ、水で洗った後、しっかり水気を切ります。
・塩小さじ1(分量外)をふって揉み込み、水気を絞ってアク抜きをします。再度水洗いし、水気をしっかり絞ります。
●野菜を切る
・きゅうり:縦半分に切り、5~6㎜幅の斜め切り
・しょうが:細切り
※お野菜を追加する場合は、なす、みょうが、ズッキーニなどがおすすめです
◆漬け方
1)ジッパー付き袋に塩、野菜、赤しその順で繰り返し重ねて入れます。空気を抜いて平らにし、袋の口を閉じたら、重しをのせて常温で置いておきます。
2)時々上下を返し、空気を抜きながら、約2週間じっくり発酵させます。しっかり酸味が出たら、ジッパー付き袋のまま冷蔵庫で保存してください。
◆保存の目安
冷蔵庫で約2か月
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紹介したレシピでは、赤しそは1袋の半分(150g)を使っています。
お好みのお野菜を足して、1袋すべてしば漬けにしてもいいですし、残り半分の赤しそでシロップをつくっても。