種子島のたからもの安納いも 400g程度(2~5個程度)/1㎏(4~12個程度)
  • 400g程度
    580(税込)
  • 1kg
    1,180(税込)

・お届け内容 種子島のたからもの安納いも 400g程度(2~5個程度)/1㎏(4~12個程度)

・生産地 鹿児島県

・栽培基準 栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料は原則不使用。坂ノ途中の取り扱い基準についての考え方は、こちらをご確認ください

・ご注意点 

 - 安納いもは寒さに弱い野菜です。秋に収穫したものを貯蔵・追熟して出荷していますが、寒さが厳しくなると傷みが出ることが多くなります。丁寧に検品いただいてますが、外からわからないことがあるので、中が変色していたら食べずにお知らせください。

 - 大きさにバラつきがございます。あらかじめご了承くださいませ。

蜜のようにねっとり甘い、安納いも

やわらかく暖かな海風そよぐ南の島・種子島から、島の宝のように伝わる安納いもが届きました。
じっくり焼いた安納いもは、蜜のように甘く、ねっとりとろけるような食感。至福の冬のおやつをお楽しみください。

安納いもはじまりの地、種子島の土と風と

九州の最南端から、さらに南約45kmに位置する種子島。島は南北に細長く、平らな地形をしており、一年を通して暖かな海風が吹きぬけます。

 

安納いもはもともと、種子島の安納地区で栽培されたことがそのはじまりといわれており、島の特産品として大切に育てられてきました。火山灰が降り積もった土壌は、水はけの良さを好む安納いもの生育にぴったり。さらに、海風によって運ばれるミネラル分のおかげで味わいも豊かになります。

収穫後しばらく寝かせることでデンプンが糖化し、より甘さが増すさつまいも。けれども、じつは寒さが苦手です。貯蔵の適温はおよそ15度といわれ、9度を下回ると低温障害により傷んでしまうことも。

 

種子島は本土とくらべて冬も暖かく、さつまいもに適した温度で貯蔵ができる環境。ゆっくり寝かせたおいもは深い甘みがあり、しっとりとした食感が魅力です。

島のたからを守り、育てる

安納いもの産地として知られてきた種子島ですが、近年は、さつまいも特有の病害の蔓延や高齢化により、栽培を辞める人も増えてきています。
とくに、さつまいもが菌に感染して生育不良や腐敗が起こる、基腐病(もとぐされびょう)の被害は全国的にも広がっており、ここ種子島でも深刻。収穫量が半分以下に減ってしまうこともあります。

 

離島のため、軟弱な葉ものや、嵩張るキャベツなどの野菜は輸送のハードルが高く、本土へと出荷できる作物の種類もごく限られている。島の産品として、安納いもは欠かすことのできない存在です。

 

一つひとつ選り分けて健全な種いもを守り、溝掘りや除草といった手作業での管理をして畑の水はけや風通しをよくする。そうした生産者さんのたゆまぬ努力のもと、種子島の安納いもの味は伝えられています。大切に育てられた島のたからもの、じっくりと味わってみてください。

つくり手のこと

マタハリファーム 山崎大祐さん、由希子さん(鹿児島県中種子町)

サーフィンがきっかけで、関東から種子島に移住したという山崎さんは、自然のなかで働ける仕事がしたいという思いで農業の道へ。大好きな海の見える畑で、安納いもを育てています。
マタハリファームの安納いもの味わいは、坂ノ途中スタッフにファンが多いだけでなく、有名な焼き芋屋さんからも評判。その理由は、一つひとつの丁寧な手作業にあります。
まずは、収穫後しっかり貯蔵期間を置いておいしさを引き出すこと。そして、貯蔵期間が長くなると傷みが出やすくなるので、入念に選別をします。一見、大丈夫そうに見えても、基腐病に感染していると中が腐敗していることもあるので、この選別にはとても時間がかかるそう。畑で選別しながら収穫し、出荷の前にも、一個一個、手で触り、匂いを確かめ、変色や傷みがないか見ていきます。出荷場には小さなトースターが置いてあり、作業をしながら何個か焼いて、味見をして出荷することもあるそうです。

 

かごしま有機生産組合 向江司さん(鹿児島県南種子町)

種子島出身の向江さん。美容師になるため一度は島を離れましたが、美容師から農家へと転職し、かごしま有機生産組合での勤務、農場長を経て、種子島へと戻ってきました。
栽培技術が高く、組合内での信頼も厚い向江さん。畑を見せていただくと、どこも美しい。畑がきれいな生産者さんのつくる野菜は、やっぱりおいしいのです。
向江さんの畑では、縁に溝をしっかり掘って、水はけを良くしています。さつまいもの基腐病は、糸状菌というカビが原因。その対策として、畑から水分をしっかりと排出することが肝心です。こうして安納いもがすこやかに育つ環境を整え、一個一個丁寧に選別して出荷しています。

保存のポイント

さつまいもは低温に弱いお野菜です。袋から取り出し、新聞紙やキッチンペーパーでくるんで、直射日光の当たらない涼しく風通しのよい場所で保存してください。

安納いものおいしい食べ方

まるごと焼きいもにすると、ねっとり、とろけるような食感、濃厚な甘みを感じられます。そのまま頬張るのはもちろん、バニラアイスやはちみつを添えれば、さらに贅沢な味わいに。きんとんやスイートポテトなど、おやつづくりにもおすすめです。

 

マタハリファームの山崎さんおすすめの食べ方は、焼きいもにして、一晩寝かせること。こうすると、一段と甘みや味わいが増すそうです。

 

■焼いものつくり方

 

オーブンレンジ編

1)天板によく洗ったさつまいもを並べます。

2)180度で60分ほどじっくり焼きます。楊枝などを刺してみて、中心まで柔らかくなっていたらできあがりです。

※さつまいもから蜜が垂れる可能性がございます。気になる場合は、天板にアルミホイルやクッキングシートを敷いてください

 

オーブントースター編
1)さつまいもをよく洗い、ぬらしたキッチンペーパー、アルミホイルの順で包みます。

2)オーブントースターで60分ほど焼きます。

 

炊飯器編
1)さつまいもをよく洗い、炊飯器に入れます。さつまいもがかぶるくらいまで水を入れ、早炊きコースで炊飯します。※早炊きコースがなければ通常の炊飯でもかまいません

2)炊飯が終了したらさつまいもを取り出し、グリルで皮に焦げ目ができるまで焼きます。

また手にとりたくなる野菜について

美味しく育つ、理由がある

日本の風土は多様です。
暖かな風と日光に恵まれたところ、ずっしりと雪が降り積もるところ、豊かな森と海に囲まれたところ――。

 

気候や地形、土壌によって、育つ作物もさまざまです。
その土地の特長を生かしながら、手をかけて育てられたお野菜は、うんと美味しい。

 

たとえば、瀬戸内海の無人島で日光をたっぷり浴びたまろやかなレモン、鳥取・大山のジンジンとする寒さのなかで甘みの増したキャベツ、対馬の海風を受け栄養を蓄えた原木で育った香り高いしいたけ。

 

「また手にとりたくなる野菜」では、そうした、美味しい背景、ストーリーをもったお野菜やくだものをお届けします。お料理をつくりながら、食卓を囲みながら、「農家さんはこんな人なんだって」「こういう場所で、こんな工夫で育てられているんだよ」「また食べたいね」そんな会話のきっかけにもなれば、とても嬉しいです。