未熟なものは、常温で追熟させてお召し上がりください
【特栽相当】すもも・品種おまかせ(貴陽/太陽/皇寿) 500g(2~6個程度)
1,630(税込)

・お届け時期 8月中旬ごろまでを予定しております。※収穫の都合により、お届けのない期間もございます

・お届け内容  【特栽相当】すもも・品種おまかせ(貴陽/太陽/皇寿) 500g(2~6個程度)※個数は、品種によりばらつきがあります

・生産地 山梨県

・品種 貴陽、太陽、皇寿ほか(お届け時期によって品種が異なります。品種はご指定いただけませんので、ご了承ください)

・栽培基準 特栽相当(特別栽培農産物相当) ※化学合成農薬の成分使用回数、化学肥料由来の窒素成分量が栽培地域で慣行的に使用されている量の半分以下です。詳しくはこちらをご覧ください

・ご注意点

‐表面に白い粉状のものが付着していることがありますが、これはブルームという、すももから分泌される天然物質です。安心してお召し上がりください

‐皮の茶色い斑点は「きりん果」と呼ばれ、高温の年に多く見られるものです。皮ごと食べても問題ありませんが、気になる場合は皮を剥いてお召し上がりください

酸味と甘味のバランスがよい、さわやかなすもも

山梨県から、日の光をたくさん浴びて育ったすももをお届けします。

 

プラムとも呼ばれ、さまざまな品種があるすもも。
7月下旬からは、一般的なすももの2~3倍ほどの大玉で、ジューシーで甘味が強い「貴陽(きよう)」、8月上旬ごろからは、甘味が強く酸味が少なめで、果肉がしっかり締まった「太陽」、桃のような大きさで、濃い紅色の果皮に入った亀裂がうつくしい模様になる、新しい品種の「皇寿(こうじゅ)」などをお届けします。なにが届くのか、楽しみにしていてくださいね。

 

おいしさを重視して、できるだけ樹上で完熟したものをお届けしたいのですが、すももは繊細で配送中の揺れや温度変化の影響を受けやすいため、バランスを見極めて、やや未熟なものをお届けする場合がございます。
触ったときに硬さを感じるものがありましたら、しばらく常温でおいて追熟させてください。熟すにつれて甘い香りがしてきます。常温で追熟させたすももは、食べる前に冷蔵庫で1~2時間冷やしておくと、より一層おいしくなります。

 

熟してからも皮には酸味が残るのが、すももの特徴。皮ごとお召し上がりいただき、ジューシーな果肉の甘さと皮の酸っぱさ、両方を味わってくださいね。

つくり手のこと

田中良明さん・秀美さん(田中農園)

すすもを届けてくださる農家さんのおひとり〈田中農園〉の田中良明さん・秀美さん夫妻は、山梨県甲州市塩山上栗生野エリアにある標高500mの自然豊かな地で、すももと桃を栽培しています。


甲州市のある甲府盆地は、南に富士山、西は南アルプス、北は八ヶ岳、東は奥秩父山地と、標高2000〜3000mの山々に囲まれています。日照時間は長く、降水量も少ないのが特徴。なかでも甲州市は、標高が高いので、日中の寒暖差も大きくなっています。こうした地理的・気候的な条件が揃い、ぶどう、もも、すももなど、くだものの栽培が盛んです。

 

田中さんは、自然の力を最大限生かした栽培に取り組む「やまなし自然塾」という生産者グループに所属。農家さん同士で技術を伝えあって、栽培技術や品質の向上に取り組んでいます。

 

田中さんの畑では、約60本のすももの樹のまわりに下草が生い茂っています。下草を刈って土に還すことで、肥料のかわりにしているのだそう。畑で生まれたものを畑に還し、それを土の中で微生物が分解することによって、豊かな生態系が維持され、すももを育んでいきます。


くだものの栽培に欠かせないのが、摘果(てきか)作業。すももの場合、一般的には摘果によって実の数を4分の1くらいまで減らすのですが、田中さんは10分の1にまで減らすそうです。摘果の時期は、小さなすももの実で地面がいっぱいになるほど。こうすることで、残したひとつひとつの実にしっかりと養分が届き、味わいの濃いおいしいすももになるのです。