完熟南高梅の芳醇な香り、旨みが凝縮されたコンフィチュール
瓶を開けたらまず、香りを楽しんでほしい。はじめにスプーンでひとさじ味わってほしい。南高梅のフルーティな風味を楽しめるコンフィチュールが〈堀内果実園〉さんより届きました。
奈良県吉野の自社農園にて土づくりから手をかけて育て、樹上で完熟させた南高梅だけを使っています。まろやかで控えめな甘さの北海道産のビート糖のみを加え、梅の果肉を残すよう、手作業で丁寧に作られています。桃のような香りと、爽やかな甘酸っぱさが口いっぱいに。丹精込めて栽培された完熟南高梅そのものの味を、しっかりと感じることができるコンフィチュールです。
つくり手のこと
堀内果実園(奈良県五條市)
奈良県の南部、吉野地方で明治36年に開墾。柿や梅などの果樹を専門に栽培に取り組み、現在で6代目となる堀内果実園さん。
季節を通して果物と丁寧に向き合うから、美味しい果物が実る。そんな思いで、土づくりから剪定、摘蕾、摘果、受粉、収穫まで取り組んでいます。
美味しさにつながる一番のポイントは、土づくり。奈良・吉野の広大な山々の杉や檜など、この地ならではの資材を使って土壌をつくる農地はふかふか。そこにはモグラやミミズなども生息し、生態系の豊かな、いきいきとした土壌で果実を栽培しています。
春先には、吉野の山や農園にかわいい花が咲き誇ります。この時期にミツバチを放ち、円滑に受粉を進めます。そうして実った果実の、それぞれの熟す時期を細かに見分けながら、一粒一粒丁寧に手で収穫しています。
今が食べごろ、という果物の美味しいタイミングを見計らって加工原料にしているから、本来の果物らしい味わいを感じていただけるのです。
南高梅コンフィチュールのおいしい食べ方
ヨーグルトやパン、クラッカー、アイスクリームにのせて食べるのがおすすめです。お醤油とあわせてドレッシングにも。さらりとした口あたりなので、炭酸水や紅茶にも混ざりやすく、梅の香りや甘酸っぱさを楽しめます。