みかんをそのまま味わうジャム
広島・大崎下島の〈柴田ファーム〉で採れたみかんを使ったジャムが届きました。
瀬戸内のあたたかい陽を浴び、ミネラルをふくんだ潮風を受け、すこやかに育ったみかんです。
一つひとつ皮を剥いたみかんに、お砂糖だけを加えてゆっくりと煮詰めています。こだわりポイントは、食べたときにふわっとみかんの香りを感じられるようにしたこと。まるごと食べているような、香りと風味を感じられます。とろりとした食感と、みかんそのままのやさしい甘みや香りがじんわりと口のなかに。
パンにのせて、ヨーグルトにまぜて。朝ごはんに食べれば、鮮やかなみかんの色で元気に一日をスタートできますよ。
■みかんジャム おすすめの使い方
定番のパンやヨーグルトのほかに、お料理にもお使いいただけます。
みかんジャムをベースに、酢、オリーブオイル、塩、(お好みでハーブ)を混ぜ合わせると、さっぱり美味しいドレッシングに。
どうぞお試しください!
みかん畑から、みかんジャムができるまで
|瀬戸内海にうかぶ、みかんの島で
みかん畑のある大崎下島。瀬戸内海にかかる橋を渡って渡って、いくつもの島を通り過ぎて向かいます。明治時代にみかんの栽培が始まったこの島では、島中の山の斜面にみかん畑が広がっています。斜面がつづく畑では一つひとつの作業がとても大変。でもそのぶん、土の水はけがよく、美味しく引きしまったみかんが育つと言われています。
このみかん畑はもともと坂ノ途中の〈やまのあいだファーム〉でお世話をしていましたが、現在はスタッフだったあかねさんが引継いで〈柴田ファーム〉として、栽培、収穫をしています。
|ていねいな手作業
みかんの木は、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、草や虫、鳥たちと共存しながら育てられています。収穫したみかんのなかには、小さすぎるものや皮に傷などが付いているものもあります。もちろん中身はみずみずしく、とても美味しい。
規格外のみかんは手作業で丁寧に選別し、加工用のみかんに。皮を剥きながら、傷んでいないか検品します。
|ラベルのみかんの木のこと
島ではたいていどっちを向いても、山の斜面にみかんの木がぽこぽこと並んで見えます。驚くほど山の高いところまで畑になっていることも。その景色はどこかいとおしい。ラベルを見て、島のことを想像してもらえたら嬉しいです。(瓶がたくさん並ぶと、島のみかん畑に見えるかも……?)