レイジーマン(なまけ者)のコーヒー
タイ北部、チェンマイのカレン族の村からやってきたコーヒーです。
カレン族の人たちは、自給自足を中心とした暮らしを営み、自然とともに生きてきました。しかし近年、急速な経済発展や国の政策などの影響を受けて、その暮らしには大きな変化がもたらされています。そんななかで、伝統を大切にしながらも、現代にあった生き方を模索している農家さんたちがいます。それが今回のコーヒーをつくった「レイジーマンコーヒー」さん。森の樹々と農作物を共生させながら栽培するアグロフォレストリーという農法をとり、村の自給的な暮らしを大きく変えることなく、コーヒーで安定した現金収入も得る。代表のスエさんが地域を巻き込み、持続可能なビジネスにしていこうとしています。
「コーヒーは、窓なんだ」
写真右が、レイジーマンコーヒー代表のスエさん。スエさんは、自分たちのことを「なまけ者(レイジーマン)」と呼びます。カフェでギターを弾きながら、いつもこういいます。「僕はなまけ者なんだ。すぐそこに田んぼがあって、庭にフルーツがなっていて、コーヒーが育ってる。それで十分生きていけちゃうからね」
また、スエさんにとってコーヒーは、伝統と外の世界をつなぐ「窓」だといいます。カレン族の伝統を重んじながら、外の世界とも繋がることは大切だと考えているのです。
「伝統的な生活をいつまでも続けられるとは思っていない。でも外の世界にただ染まるのではなく、時間がかかっても良い中間地点を目指したい」と話すスエさん。それがレイジーマンの生き方。地域の未来を見据えて、じっくり取り組んでいこうという、スエさんの想いを感じながら味わっていただきたいです。
おいしい淹れ方
●準備するもの
コーヒー 20g (中挽き)
湯の温度 90℃
投入湯量 約260ml(蒸らし除く)
ドリッパーはハリオV60を使用
●淹れ方
お湯は4回に分けて注ぎます。
1)コーヒーの粉全体がしめるようにお湯を20mlほど注ぎ、しっかりと35秒蒸らします。
2)「の」の字をえがくように、ドリッパーの真ん中に100ml注ぎます。(目安時間1分45秒)
3)2と同様に、80ml注ぎます。(目安時間2分15秒)
4)残りの60mlほどお湯を注ぐ。お湯はすべて落とし切らず、サーバーに250ml抽出できたらドリッパーを外して完成です。(目安時間2分45秒)
●ポイント
高めの温度である程度サッと落とすことで、タイのコーヒーの特徴であるまったりとした感じを残しながら、甘みも引き出します。
ご自宅で豆から挽いて、挽きたての美味しいコーヒーをお楽しみいただくのがおすすめです
コーヒー豆は、挽いてしまうと、そこから鮮度が急速に落ちてしまいます。淹れる直前に豆を挽いていただくのが、一番美味しいお召し上がり方です。
ミルをお持ちの方はぜひ、豆の状態でご購入ください。コーヒーミルをお持ちでいない方向けに、ハンドミルとのセットもご用意しております。
商品詳細
・内容量 150g/500g
・原材料 コーヒー豆(生豆原産国:タイ)
・賞味期限 お届け後150日保証
・保存方法 高温多湿を避け、涼しい場所に保管
・使用上の注意 開封後はできるだけ早くお召し上がりください