ネパールのつぼみコーヒー
  • 100g(豆)
    1,080(税込)
  • 100g(粉)
    1,080(税込)
  • 500g(豆)
    4,860(税込)
  • 500g(粉)
    4,860(税込)

焙煎度:中深煎り
精製方法:ウォッシュド
苦味 ●●●〇
酸味 ●●〇〇
フレーバー:温州みかん、ナッツ

 

【焙煎士なおさんのコメント】

中深煎りでマイルドな味わいになるように仕上げました。ネパールのコーヒーは、酸味や甘味の質が年々よくなってきているなと感じます。ニュークロップが入ってきたばかりですが、早くも来年が楽しみ。

ネパールの山間地域にコーヒーという産業をつくる

海ノ向こうコーヒーでは、2021年からネパールのコーヒーを取り扱っています。険しい山々に囲まれたネパールの小さな村で農家さんたちと一緒にコーヒーをつくる取り組みがスタートしたのは、2017年のこと。
広い土地も整備された道路もないネパールの山間地域では、安定した収入を得ることが難しいという課題を抱えていました。以前からネパールを訪れていた焙煎担当のなおさんはそんな状況を目にし、農家さんたちと一緒に自然や暮らしを守りながらネパールにコーヒー産業をつくろうと動きはじめました。
このコーヒーの産地は、カブレ郡マハバラット地域にあるトゥロポカラ村。ここでは以前からコーヒーを生産してはいましたが、まだまだ経験が少なく、農家さんたちは「どうすればもっと美味しいコーヒーを作れるのだろう」と悩んでいました。そこで、2020年から農家さんと共に「ププメンドコーヒー農業グループ」を作り、コーヒーの品質向上に取り組みはじめました。ププメンドとは、農家さんたちが話すタマン族の言葉で「花(メンド)のつぼみ(ププ)」という意味で、「まだつぼみのようだけれど、これからみんなで頑張って花を咲かせるんだ」 という思いが込められています。

プロジェクト始動。そして2度目の輸入

2021年、海ノ向こうコーヒーは「ネパールのつぼみコーヒープロジェクト」を始動。ププメンド農業グループのコーヒーをはじめて日本に輸入し、販売を開始しました。このプロジェクトでは、農家さんにコーヒー栽培の指導をしながら品質向上をはかり、できたコーヒーを毎年日本のお客さまに届けます。農家さんが安定した収入を得られるようになることを目指し、一緒に取り組んでいきます。

2022年は2度目の輸入。昨年よりもすこし雑味が抑えられ、酸味が明るくなりました。深めの焙煎で苦味がありますが、その分じんわりと広がる甘味が引き立ちます。焙煎を担当するなおさんが、「ネパールの人たちのやさしさを表現したい」と想いをこめて味づくりをしています。どこか懐かしく、一度飲むとなんだか忘れられない、また飲みたくなる味わい。ネパールのコーヒーはこれからもっともっと美味しくなっていきます。それも楽しみに、今年のコーヒーを味わっていただけたら嬉しいです。

おいしい淹れ方

雑味を抑えてスッキリとした味わいにする淹れ方をご紹介します

 

●準備するもの
コーヒー 20g (中挽き)
湯の温度 85℃
投入湯量 約260ml
ドリッパーはハリオV60を使用

 

●淹れ方
お湯は5回に分けて注ぎます。
①コーヒーの粉全体がしめるようお湯を20mlほど注ぎ、35秒蒸らします。
②「の」の字をえがくように、ドリッパーの真ん中に120ml注ぐ(目安時間1分20秒)
③②と同様に、50ml注ぐ(目安時間1分50秒)

④③と同様に、50ml注ぐ(目安時間2分20秒)

⑤残りの40mlのお湯を注ぐ。お湯をすべて落とし切らずサーバーに250ml抽出できたらドリッパーを外して完成(目安時間2分50秒)

 

ポイント
お湯を均一にゆったりめに注ぎましょう。そうすると、ネパールの特徴である甘みとコクを引き出せます。お湯は沸かして1分ほどおいて低めの温度にすると、苦みを強調しすぎずおいしく仕上がります。

商品詳細

・内容量 100g、500g

・原材料 コーヒー豆(生豆原産国:ネパール)

・賞味期限 お届け後150日保証

・保存方法 高温多湿を避け、涼しい場所に保管

・使用上の注意 開封後はできるだけ早くお召し上がりください

・栽培 栽培期間中農薬・化学肥料不使用