急冷でも水出しでも美味しいブレンド
今年もアイスコーヒーブレンドの季節がやってきました。自分で淹れるアイスコーヒーは、コーヒーの香りやフレーバーをしっかりと感じられ、手軽に飲めるリキッドコーヒーとはまた違った美味しさが味わえます。サーバーにたっぷりの氷を入れてコーヒーをドリップすると、パキパキっと氷の割れる音が涼しげで、「アイスコーヒーは、飲むのも淹れるのも大好き!」というスタッフもいます。
2023年は、インドネシア・バリ、パプアニューギニア、コロンビア、インドネシア・マンデリンの4種類の豆をブレンドしています。
美味しい淹れ方
サーバーに氷を入れてドリップする急冷式で淹れると、キリっとシャープで、しっかりとした苦味とコクのあるアイスコーヒーに。水出しにすると、バリの柑橘のような酸味やココナッツの風味が引き出され、明るく軽やかなコーヒーに仕上がります。気分に合わせて淹れ方を変えて楽しんでくださいね。
【グラス1杯のレシピ(200ml)】
■用意するもの
コーヒー粉 20g(中細挽き)
お湯 約120ml(蒸らし分除く)
氷 80g
お持ちのドリッパーとサーバー
■淹れ方
1)サーバーに80gの氷を入れ、ドリッパーにコーヒーの粉20gをセットします。
*ドリッパーをゆすってコーヒーの粉を平らにならしておきましょう。
2)コーヒーの粉全体がしめるくらいにお湯を注ぎ、30~35秒蒸らします
3)ドリッパーの中央に、のの字を描くようにお湯を50mlほど注ぎます(ゆっくりと、30秒かけて)
4)同様に、70~80mlのお湯を注ぎます(1分ほどかけてゆっくりと)
5)サーバーに200mlのコーヒーができたら、お湯が全て落ちきる前にドリッパーを外します。
6)味を均一にさせるため、マドラーで混ぜたり、ゆっくりとサーバーを揺らしたりして
2~3回軽くかき混ぜてからグラスに注いで、完成です。
●ポイント
最初にきちんと蒸らしをして、コーヒーの甘味を引き出します。氷で薄まってもコーヒーの味わいがしっかりと残るよう、お湯はゆっくりと注いでください。
【水出しのレシピ(600ml)】
■用意するもの
HARIO フィルターインコーヒーボトル
コーヒー粉50g(中細挽き)
常温の水 600ml
コーヒーボトルのストレーナーにコーヒーの粉50gを入れて、お水を注ぎます。そのまま冷蔵庫で8時間ほど置けば完成です。
※HARIOのフィルターインコーヒーボトルを使用するのがおすすめですが、お茶パックやお出汁パックなどで代用することもできます。