瓶にぎゅっととじこめた、杏のコンポート
福岡県宗像市のフミ子印さんから、甘酸っぱい杏のコンポートが届きました。杏を半分にカットして種をとるところから、火を入れて瓶に詰めるところまで、一つひとつ手作業でつくられています。
フミ子印の原田香織さんから、「杏のコンポートを新しくつくったので、食べてみませんか?」と送っていただいたのが今回のあんずとろん。
「杏って、熟れやすくて輸送中に傷みが出やすかったり、収穫時期が不安定で旬が短いくだものなんです。だから、地元以外になかなか出回らない。宗像市の生産者さんが農薬や化学肥料を使わずに大切に育てた杏のおいしさを全国に届けたいと思っています」と原田さん。
甘いだけでなく、杏そのままの味わいをたのしめるように、短時間の火入れに留めることで、フレッシュな甘酸っぱさを残しています。
1瓶にはだいたい6個分の杏が入っているので、いろいろな使い方でたのしめます。
そのままはもちろん、ヨーグルトやゼリーに入れたり、パウンドケーキなどの焼き菓子に入れても。シロップは、凍らせてシャーベットにしたり、かき氷にかけるのもおすすめです、と原田さんが教えてくれました。
杏の甘酸っぱさと爽やかな香り、とろんとやわらかな食感をたのしんでもらいたいです。
つくり手のこと
■フミ子印(原田智弘さん、香織さん)
私たちとフミ子印さんの出会いのきっかけは、柚子胡椒でした。
海と山に囲まれた町、福岡県宗像市に暮らしたフミ子さんは、50年近く柚子胡椒をつくっていました。最初は家族のためのひと瓶だったのが、ご近所さんや大切な友人への贈りものとして、そしてひょんなことから東京にある飲食店さんの分もつくるように。
息子の智弘さんは、子どもの頃からなじんでいた柚子胡椒の味が「当たり前」のものではなかったことに、東京で働くようになって気づきました。もっとたくさんの人にこの美味しさを届けたい、この先もつないでいきたい。そう考えるようになり、妻の香織さんとともにフミ子さんからレシピを教わり、本格的に製造を行うことを決意しました。
材料を丁寧に選び、柚子や青唐辛子も自分たちで栽培をスタート。フミ子さんの味を守りながらさらに美味しさを追求した「フミ子印」の柚子胡椒が生まれました。
以来、新たな商品開発にも取り組んでいます。自ら栽培する唐辛子を使ったホットソースや一味唐辛子、スパイスミックス。また、地域の果樹生産者さんと協力しながら、甘夏や杏の加工品づくりにも挑戦されています。
商品詳細
・名称:コンポート
・原材料名:杏(福岡県宗像市産)、オリゴ糖(国内製造)
・内容量:265g
・賞味期限:発送後30日保証
・保存方法:高温多湿を避け冷暗所で保存
・製造者:フミ子印 原田智弘(福岡県宗像市)
・栄養成分表示(100gあたり):エネルギー157kcal/たんぱく質0.2g/脂質0.1g/炭水化物38.9g/食塩相当量0.0g
・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください
・ご注意点
- – 開封後は冷蔵(10℃以下)で保管のうえ、お早めにお召し上がりください
- – 白い泡のような部分が入ることがありますが、杏の成分なので安心してお召し上がりください