
「美味しく育つ、理由がある」
日本の風土は多様です。
暖かな風と日光に恵まれたところ、ずっしりと雪が降り積もるところ、豊かな森と海に囲まれたところ――。
気候や地形、土壌によって、育つ作物もさまざまです。
その土地の特長を生かしながら、手をかけて育てられたお野菜は、うんと美味しい。
たとえば、瀬戸内海の無人島で日光をたっぷり浴びたまろやかなレモン、鳥取・大山のジンジンとする寒さのなかで甘みの増したキャベツ、対馬の海風を受け栄養を蓄えた原木で育った香り高いしいたけ。
「また手にとりたくなる野菜」では、そうした、美味しい背景、ストーリーをもったお野菜やくだものをお届けします。お料理をつくりながら、食卓を囲みながら、「農家さんはこんな人なんだって」「こういう場所で、こんな工夫で育てられているんだよ」「また食べたいね」そんな会話のきっかけにもなれば、とても嬉しいです。



南アルプスと中央アルプスに抱かれた高地。清らかな水が流れる長野県宮田村の石川農園さんから、「ごほうび」という品種のトマトをお届けします。
石川農園を営む石川誠さん・祥子さんご夫婦がつくるトマトは、しっかりした甘みと酸味があり、濃い味わいです。



広島県呉市、瀬戸内海に浮かぶ尾久比島のエビス農園さんから、陽の光をたっぷり浴びて育ったレモンが届きました。
香り高く、酸味はややまろやか。柑橘らしいさわやかな甘味があります。坂ノ途中スタッフのあいだでは「エビスさんのレモンは、”かける”ではなく”食べる”」と言われているほど。キュッとしぼってレモンサワーやお料理のアクセントに。皮ごと使って、シロップやジャム、塩レモンなど。使いかたいろいろです。
これまでにお届けした「また手にとりたくなる野菜」や、「また手にとりたくなる野菜」を使った加工品たちです。
また収穫がある時期に販売を再開するものもございますので、楽しみにお待ちくださいね。

