聖なる山の湧き水で精製したコーヒー
インドネシアを代表する観光地、バリ島。実はコーヒーが生産されていることをご存知ですか? バリの湧水コーヒの産地は、島北東部の主要な産地からは少し離れたプラガという地域にある小さな村、ボン村です。「バリの湧水コーヒー」は、その名前のとおり湧水をつかってコーヒーチェリーの精製をしています。ヒンドゥー教の聖水に指定された湧水が、産地ボン村の農園の敷地内を流れているのです。
秘伝の自家製天然酵母を使って発酵
バリの湧水コーヒーを飲むときに必ず思い出すのは、ボン村のコーヒー生産のリーダー、スラマットさん。もともと大きなコーヒー精製所で働いていた彼は「自分にしかつくれない美味しさを追求したい」という夢を抱いて地元に帰り、家族と一緒にコーヒーづくりをはじめました。
スラマットさんは本当に研究熱心。地元の南国フルーツでつくった秘伝の天然酵母でコーヒーを発酵させています。そのためか、柑橘のジュースのような明るい酸味のある、特徴的な味わいに仕上がっています。
美味しい淹れ方
おいしい淹れ方
優しい酸味と甘味を楽しめる淹れ方をご紹介します。
●準備するもの
コーヒー 20g (中挽き)
湯の温度 85℃
投入湯量 約260ml
ドリッパーはハリオV60を使用
●淹れ方
お湯は4回に分けて注ぎます。
1)コーヒーの粉全体がしめるようにお湯を20mlほど注ぎ、35秒蒸らします。
2)「の」の字をえがくように、ドリッパーの真ん中に120ml注ぐ(目安時間2分)
3) 2と同様に、70ml注ぐ(目安時間2分半)
4)残りの60mlのお湯を注ぐ。お湯をすべて落とし切らずサーバーに250ml抽出できたらドリッパーを外して完成(目安時間3分)
●ポイント
注湯温度を低めにすることで酸味を抑えまろやかな味わいに抽出します。甘みと優しい酸味を楽しめるレシピです。
バリの湧水コーヒーは、柑橘のジュースのような明るい酸味が特徴。酸味のあるコーヒーなので、柑橘系のフレーバーのスイーツや、レアチーズケーキなど、甘酸っぱいおやつとよく合います。また、ナッツをつかったおやつとも相性が良いです。
スラマットさんのコーヒーは毎年味に変化があり、年々美味しくなっていくのを感じさせてくれます。それも、試行錯誤を続けるスラマットさんのコーヒーの魅力。南国の明るい風景を思い浮かべながらお楽しみください。
焙煎士なおさんからのメッセージ
ナッツのようなやわらかい甘みと、柑橘ジュースのようなさわやかな酸味を味わっていただけるよう、浅めの焙煎にしました。飲むと明るく元気にしてくれるようなコーヒーです!
ご自宅で豆から挽いて、挽きたての美味しいコーヒーをお楽しみいただくのがおすすめです
できるだけ美味しい状態で飲んでいただきたいので、ご自宅で豆から挽いて淹れていただくのをおすすめしています。
コーヒー豆は、挽いてしまうと、そこから鮮度が急速に落ちてしまいます。淹れる直前に豆を挽いていただくのが、一番美味しいお召し上がり方です。
ミルをお持ちの方はぜひ、豆の状態でご購入ください。コーヒーミルをお持ちでいない方向けに、ハンドミルとのセットもご用意しております。
商品詳細
・内容量 150g/500g
・原材料 コーヒー豆(生豆原産国:インドネシア)
・賞味期限 お届け後150日保証
・保存方法 高温多湿を避け、涼しい場所に保管
・使用上の注意 開封後はできるだけ早くお召し上がりください