お米・雑穀

日々の食卓に欠かせないお米。みなさんはどんなお米がお好きですか? さっぱり。もっちり。つやつや。しっとり。お米の種類や田んぼの環境、育て方によって、味わいはさまざまです。ここでは、つくり手が心を込めて自然とともに育てた、一口ひとくち噛みしめながら味わってほしいお米を揃えました。

目次

お米の味くらべセット
はじめての方には、3種類のお米を詰め合わせた「お米の味くらべセット」がおすすめです。それぞれのつや、香り、弾力、味の違いを感じてみてください。
静岡・焼津のお米 田の息吹(滋賀)
旨味と甘味がつよく、しっかりとした味わいのお米がお好きな方におすすめです。冷めてももっちりしているので、お弁当にも。静岡県・焼津は漁港が有名ですが、大井川の水流に恵まれ、古くから稲作も盛んな土地です。カエルやメダカ、水鳥、バッタにヘビ。生きものを排除せず、生きものの賑やかな息吹を感じる田んぼで力強く育ったお米です。
湖国いろどり あきつ米(滋賀)
白米はもっちり食感で、玄米は香ばしさとみずみずしさのバランスが良いお米です。噛めば噛むほどにお米本来の甘さを感じます。琵琶湖と山々のあいだ、蛍が見られるほどきれいな水が流れ、秋にはとんぼ(あきつ)が飛ぶ、自然に恵まれた山ぎわの地域で育ちました。
晴れの国の朝日米(岡山)
大粒で粘りがつよく、噛むごとにやさしい甘さを感じるお米。あっさりとした味わいなので、おかずを引き立ててくれます。通常よりもじっくり時間をかけて育てられているので、お米が熟成され、味わいも深くなっています。派手さはないですが、ひと口ひと口、味わって食べたい方にきっと喜んでいただけるお米です。
京都八幡の石清水(京都)
みずみずしくてつやがあり、見た目もうつくしいお米。甘みもありながらさっぱりとした上品な味わいです。「できるだけ自然に近い環境で、本当においしいお米を作つくりたい」と語る生産者の辻さん。米づくりには、情熱と創意工夫がたくさん込められています。数々の賞も受賞している、評価の高いお米です。
津山れんげ米(岡山)
れんげや雑草、生き物いっぱいの田んぼで育った、やさしい甘みが特徴のお米。ふっくらと炊き上がり、もちもちとした食感が感じられます。生産者の中尾さんは「健康な体はきれいな環境と正しい食から。自然の法則に従った生活を」を合言葉に、40年ほど前から自然にやさしい米づくりをされています。
児島さんが自家採種したお米(京都)
ふくよかな粒とあっさりとした食味が魅力のお米。しっかり噛むと心地よい甘みが広がります。生産者の児島さんが、今ではめずらしい京都旭1号(コシヒカリの遠い先祖にもあたる昔ながらの品種)の種もみを自家採種してつくるお米。収穫量が限られているため、数量限定でのお届けです。
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