一子相傳 小笠原味淋 600ml(本みりん)
1,818(税込)

※物価高騰の為、11月1日より価格改定しました

・名称 本みりん
・原材料名 もち米(国産)、米こうじ(国産米)、焼酎(国内製造)

・成分規格 アルコール分13.5度以上14.5度未満、エキス分45度以上

・内容量 600ml

・保存方法 開栓後冷暗所保存

・お届け保証 お届け後90日保証
・保存方法 直射日光を避けて常温で保存。開封後はお早めにお召し上がりください。

・製造者 小笠原味淋醸造 小笠原曜子(愛知県碧南市)
・栄養成分表示 (100mlあたり)エネルギー274kcal/たんぱく質0.3/脂質0.0g/炭水化物48.3g/食塩相当量0.0g
・ご注意点 色が濃くなることがありますが、味や品質には変わりございません

・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください

 

・本みりんはお酒です

本みりんには14%程度のアルコールが含まれており、酒税法上では酒類に分類されます。

 

お酒の販売について

未成年者の飲酒は法律で禁止されております。

未成年者への酒類の販売はいたしません。

妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。

お米のまろやかな甘み 長期熟成本みりん

まずはひとくち、そのまま味わってみてほしい。
飲めるほどに美味しい、手づくりの本みりんをお届けします。

 

「一子相傳 小笠原味淋」は、もち米、米こうじ、本格焼酎だけを原料につくられる、生詰めの本みりん。長期熟成させることでうまれる、お米のまろやかな甘みと深いこくを味わうことができます。

 

みりんは素材の旨みを引き出すほか、照り・つやを出したり、上品な甘みや香りづけをしたり、和食に欠かせない調味料。煮ものやおだし、照り焼きなど、さまざまなお料理にお使いいただけます。

 

そのまま飲んでも美味しいみりんなので、バニラアイスにかけたり、豆乳で割って飲んだり、お料理のほかにも楽しみが広がりますよ。

みりんあれこれ

みりんは飲みものだった

みりんは元々、お酒が苦手な人でも飲める「甘くて贅沢なお酒」として、親しまれていました。起源には諸説ありますが、代表的なものは、中国から伝わった説と、日本で生まれた説です。

 

・中国から伝わった説

中国から「蜜淋(ミイリン)」という甘いお酒として伝えられた。

「淋」は「したたる」という意味、蜜がしたたる甘いお酒として、中国から伝わった。

 

・日本で生まれた説
日本に古くからあった「練酒(ねりざけ)」や「白酒(しろざけ)」といった甘いお酒、これらのお酒の腐敗を防ぐため、アルコール(焼酎)が加えられ、みりんになった。

 

調味料として一般家庭に広がる

江戸時代後期になると、鰻のたれ、お蕎麦のつゆ など、一部の料理の調味料として使われるようになります。

明治・大正時代には、料亭や一部の家庭で、徐々に調味料として使用されるようになり、昭和30年頃には、酒税法改定による酒税の減税や、アルコールを含まない「みりん風調味料」の登場で、急速に一般家庭にみりんが普及していきました。

 

みりんの違い

みりんと一口にいっても「本みりん」「みりん風調味料」「発酵調味料」などがあります。これらは原材料が大きく違います。

 

・本みりん (アルコール度数:14%程度)

もち米、米麹、焼酎または醸造用アルコール

 

・みりん風調味料 (アルコール度数:1%未満)

もち米、米麹、糖類(ぶどう糖や水あめなど)、うまみ成分など

 

また「本みりん」の中でも、本格焼酎(単式蒸留焼酎)を使い、長期熟成させてつくる「伝統的な製法」と醸造アルコール(連続式蒸留焼酎)を使用し、効率的につくる「工業的な製法」の2種類があります。

 

・昔ながらの伝統的な製法

米麹、もち米、本格米焼酎(単式蒸留焼酎)を原材料として、長い物では約2年間じっくり熟成させてつくられます。

 

・工業的な製法

醸造アルコール(連続式蒸留焼酎)を本格焼酎の替わりに使用します。40~60日間という短い熟成期間で効率的につくることができる製法。飲用としては適していません。

 

本みりんの特徴

本みりんには、麹菌の酵素の働きによってできた生成物やアルコールが含まれており、それによってさまざま効果を発揮します。どれも和食の調理には欠かせないものばかりです。

・上品でまろやかな甘み

・アルコールにより食材によく味がしみ込む

・「照り」と「つや」を出す

・食材の煮崩れを防ぐ

・アルコールにより食材の臭みを消す

つくり手のこと

小笠原味淋醸造(愛知県碧南市)

「一子相傳 小笠原味淋」のつくり手は、愛知県碧南市に蔵をかまえる〈小笠原味淋醸造〉さん。
愛知県碧南市は、温暖な気候風土や醸造に適した条件に恵まれ、二百年以上前からみりんの醸造が盛んに行われてきた地です。


小笠原味淋醸造は小さな蔵元ですが、小規模だからこそできる、愚直なまでに丁寧な手作業で、一本一本、みりんをつくり続けています。

昔から受け継がれてきた製法でつくられる「一子相傳 小笠原味醂」の製造工程をご紹介。

 

1.こうじづくり
蒸したもち米と麹菌を手作業で合わせ、みりんの素となる米麹をつくります。室温30度、湿度80%に保たれた「麹室(こうじむろ)」で48時間かけて管理されます。

 

2.仕込み

麹室で丁寧に作られた米麹と蒸したもち米、本格焼酎(米焼酎と粕取り焼酎)をタンクの中で混ぜ合わせ、60~70日間かけて糖化、熟成することでみりんの素となる醪(もろみ)が出来上がります。

3.搾り
出来上がったもろみを酒袋に入れ、「舟」という木の枠に丁寧にひとつひとつ積み重ね、これを搾り出してみりんを抽出します。

4.熟成
抽出されたみりんを再度タンクに戻し、約2年以上の長期熟成を経て、澄み切った琥珀色のみりんが瓶に生詰めされます。

 

長期熟成したみりんを生詰めするには、徹底した衛生環境が必要不可欠です。一本一本丁寧につくられた「一子相傳 小笠原味淋」、その長い熟成期間に想いをはせて、まずはひとくち、そのまま味わってみてください。

スタッフの声

煮物に使うと本当に美味しくなるので気に入っています。魚の煮つけや肉じゃが、照り焼きにも。小笠原味醂を使いはじめてから、砂糖は全く使わなくなりました。最初は高いなと思ったけれど、使ってみると和食が突然上手になった気持ちになれるほど、美味しくまとまるので、買い続けています。
●出荷担当:西川

 

お酒が苦手なのでそのまま味わったことはありませんが、香りが全然違う。本みりんってこんな香りがするんやっていうのを初めて知りました。古い中国のお酒のような香りとトロッとした質感。煮物や煮魚料理によく合います。鶏の照り焼きならぬ豆腐の照り焼きをしたら美味しかったです。これを入れたら味が決まるから何に入れても失敗しません。この本みりんをつかうときは、レシピに書かれている量より少し減らしますが、しっかり味がつきます。少量でいいので、なかなかなくなりません。
●お客さま窓口:高下

みりんを使ったおいしいレシピ

■水菜としょうがのお浸し

水菜と千切りにしたしょうがの食感がたのしい一品。しょうがのピリッとした辛味と、酢の酸味をきかせたお浸しは箸休めにもぴったりです。

≫レシピはこちら

 

■小松菜とまいたけの高野豆腐卵とじ

穏やかな味わいの一品、高野豆腐の卵とじ。

甘みは控えめにして、だしの風味をしっかりきかせると、素材の味も引き立ちます。
≫レシピはこちら

 

■ビーツとにんじんのきんぴら

ビーツ 

定番のきんぴらを、少し変わり種のビーツで。

しょうゆとみりんにお酢を加えて仕上げます。
≫レシピはこちら