有明海苔 紫彩(しさい)15g
678(税込)

※原料価格の高騰などの影響をうけ、2023年7月より価格を改定いたしました

 

・名称 ばら干し海苔

・原材料名 乾海苔(福岡県有明海産)
・内容量 15g

・賞味期限 お届け後60日保証
・保存方法 直射日光・高温多湿を避け常温で保管ください

・製造者 株式会社アリアケスイサン(福岡県大川市)

・栄養成分表示 (15gあたり)エネルギー26kcal/たんぱく質5.0g/脂質0.6g/炭水化物6.7g/食塩相当量0.2g

・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください

艶やかで風味豊かな、一番摘み海苔

大小百を超える川が入り交じる、宝の海・有明海より、黒く艶やかで風味の良い、一番摘み海苔「紫彩」をお届けします。
海から摘んだままの姿を残し、手でほぐして乾燥させることで生まれる、ふわっとした食感と、口のなかで溶けてひろがる磯の香りが魅力です。

 

まずはそのままで、海苔本来の香りと旨み、食感を感じてみてください。

お料理に加えれば、磯の風味が広がり、味わいに深みが出ます。

ご飯のおともに、パスタやサラダに和えて、スープに加えて、いろいろな使い方をお楽しみください。

有明海の伝統。新しい海苔づくり。

有明海で海苔を育てているのは、〈アリアケスイサン〉三代目海苔漁師の古賀哲也さん。一年かけて行う海苔養殖は、まるで海の農業。自然の声に耳を傾け、海に出て、父譲りの妥協しない海苔づくりを続けます。

 

有明海と海苔産業の未来を支えていきたい。将来、四代目の海苔漁師という選択肢も残せるよう、家族で頑張っていきたい。古賀さんは、そう語ります。

 

|潮とともに、海苔を育てる

有明海は、大小百を超える河川が入り交じり、山からの栄養をはこぶ、豊穣の海。古くから海苔の生産地として、日本の食文化を支えてきました。

有明海が海苔養殖に適した海である理由の一つに、大きな干満差があります。
潮の引きとともに、海苔を養殖している網は海面から顔をだします。こうして、海苔を空気や日光にふれさせる状態(干出)をつくることで、海苔は強くなり、病気や珪藻の繁殖から身を守ります。

干出をさせるために、漁師たちは約10mの支柱を、一本一本、有明海に立てていきます。その数、三千本あまり。気が遠くなるような作業ですが、昔ながらの伝統的な製法を継承することで、他の産地にはない品質の良い「有明海苔」が生まれるのです。

6mの干満の差を利用して海苔を空気にふれさせる「干出」。

 

|海から摘んだ姿、そのまま

紫彩は、海で摘んだままの姿をしています。
従来の四角い板海苔は、収穫後の海苔をミンチにかけて細かく裁断し、海苔簾(す)の上で和紙を漉くように作りあげますが、この製法では、海苔だけでなくそこに含まれる栄養分や旨みまで崩れてしまう。
紫彩は、海苔そのままの形を残し、手でほぐしながら乾燥させているので、海苔本来の栄養や旨みを生かすことができます。

 

|ふわりと香りとろりと溶ける、一番摘み海苔

お茶に一番摘み・新茶があるように、海苔にも一番摘み海苔があります。一番摘み海苔は、色艶が良く、食感や風味が最も優れており、〈アリアケスイサン〉古賀さん曰く、「格段においしい」。
一番摘み海苔だけを使ってつくられている紫彩は、口に入れたときの香りと、とろりと溶ける食感が格別です。

有明海苔 紫彩のおいしいレシピ

■長芋と海苔のバターソテー

とってもシンプルなレシピなのに、奥行きのある味わい。

ほっくりと柔らかい長芋と、磯の風味たっぷりの紫彩がよく合います。

≫レシピはこちら

 

■小松菜と鮭のお茶漬け

塩もみした生の小松菜と焼き鮭に、有明海苔紫彩を合わせて。贅沢な味わいのお茶漬けです。
≫レシピはこちら

 

■離乳食・お子さまのごはんに

ばら海苔なので、手でもみもみして簡単に細かくできます。

ふわっと海苔の風味が香るので、お粥や汁物の風味づけに。

お野菜と合わせるならじゃがいもがおすすめ。じゃがいものおやきに。

≫「親子でとりわけ さといもの和風グラタン」のレシピはこちら

スタッフと、有明海苔 紫彩

有明海から届いた一番摘みのもみ海苔。丁寧にほぐしているから口に入れたとたん溶けて、香りがふわっと広がります。海! 海が見える……!
熱々の白ごはんにのっけて。卵かけごはんも美味しい。麺にサラダ、トーストにも。
1歳の娘もおやつは「のりちょうだい」です。
好きすぎて、作り手のアリアケスイサンさんのもとを訪ねたことがあります。大小百以上の川が運んでくる森の栄養分をたっぷり含んだ海水、そして太陽の力で有明海苔は美味しく育つ、と教えていただきました。白くきらめく干潮の海に養殖棚がどこまでも浮かぶように続いていた光景、忘れられません。

●スタッフ 倉田優香(編集チーム)