ぷちっとはじける美味しさ
岐阜県飛騨市から、山の恵みをたっぷり受けて育ったカラフルミニトマトをお届けします。
赤、黄色、オレンジ、みどり、黒など、その時々で美味しい品種を詰め合わせます。色も味わいもさまざまなミニトマトをお楽しみください。
飛騨の自然とともに
深いみどりに包まれた飛騨の山々。とうとうと流れる清流、宮川。空気がすがすがしく澄んだ土地で、生産者のおひとり、長九郎農園の松永宗憲さん、さやかさんはトマトやミニトマトを育てています。
ふたりの畑があるのは、広葉樹の山に囲まれた場所。山では、落ち葉が微生物に分解されてミネラルとなり、土に還ります。その土を通ってミネラルをたっぷり含んだ水が、畑に注がれています。
そして、標高が高く、昼夜の寒暖差が大きい。長九郎農園の畑では、暑い日でも夜間の気温は20度ほどに下がります。ミニトマトも人間と同じように呼吸をしていて、気温が高いほど呼吸が活発になり、糖分を消費します。夜が涼しいおかげで、呼吸がおさえられ、甘みをぎゅっと蓄えられるのです。
ミネラル豊富な水と、昼夜の寒暖差。飛騨の自然が、ミニトマトをうんと美味しく育てます。
生産者のおひとり
■長九郎農園 松永宗憲さん さやかさん
静岡で会社員をしていた宗憲さん。30歳を機に祖父が住む飛騨に移り住み、妻のさやかさんと一緒に農業をはじめました。「長九郎」は松永家で代々使われていた屋号。先祖が暮らし、守ってきた土地で農業を営むなら、とこの名を引き継ぐことを決めました。
長九郎農園のモットーは、自分たちが楽しんで農業をすること。くったくのない笑顔で、楽しそうに話されるおふたりが印象的です。
毎年、いかにトマト本来の味わいを引き出すかを考えて工夫を重ね、たどり着いたのが、できるだけ自然に近い方法で育てることでした。数年前からは、雑草対策のマルチ(土に被せるシート)も使わず、生えた雑草は堆肥と一緒に土に漉き込んで栄養にすることに。自家製の堆肥には、地元のお米のもみ殻やぬかを使用。土地の力を最大限に活かした栽培をしています。
そして、さやかさんは、育てたトマトを使ってケチャップづくりもしています。トマトの季節が終わり、畑の片付けがひと段落した冬から春にかけてのお仕事。甘酸っぱいトマトに数種類のハーブやスパイスが重なった奥行きのある味わいで、坂ノ途中Online Shopでも人気の商品です。こちらは12月ごろから販売予定です。お楽しみに。
お客さまのお声
みずみずしく、甘みたっぷりで、ぷちっとはじける食感。そのまま食べて、そのおいしさに感動。暑さで疲れた夏の体が、じんわりと癒されました。シンプルな調味料でマリネにしても、甘さと旨味が際立ち、真っ赤な色味に、食卓が華やかになりました。(坂ノ途中アンバサダー @non.food さん)
ミニトマトのおいしいレシピ
ミニトマトの旨みがじゅわっと広がるひと皿。それぞれの野菜の甘さや酸味が活きて、さっぱりと仕上がります。
ジューシーなミニトマトでサルサを。タコス、グリルした白身魚や鶏肉などによく合います。
生とうがらしを入れてうんと辛くしても美味しいですよ。
ほかにも、ミニトマトのレシピをこちらでご紹介しています。
試してみてくださいね。
また手にとりたくなる野菜について
美味しく育つ、理由がある
日本の風土は多様です。
暖かな風と日光に恵まれたところ、ずっしりと雪が降り積もるところ、豊かな森と海に囲まれたところ――。
気候や地形、土壌によって、育つ作物もさまざまです。
その土地の特長を生かしながら、手をかけて育てられたお野菜は、うんと美味しい。
たとえば、瀬戸内海の無人島で日光をたっぷり浴びたまろやかなレモン、鳥取・大山のジンジンとする寒さのなかで甘みの増したキャベツ、対馬の海風を受け栄養を蓄えた原木で育った香り高いしいたけ。
「また手にとりたくなる野菜」では、そうした、美味しい背景、ストーリーをもったお野菜やくだものをお届けします。お料理をつくりながら、食卓を囲みながら、「農家さんはこんな人なんだって」「こういう場所で、こんな工夫で育てられているんだよ」「また食べたいね」そんな会話のきっかけにもなれば、とても嬉しいです。