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坂ノ途中の考えていること

はじめまして!坂ノ途中です!

私たちは、「未来からの前借り、やめましょう。」というメッセージを掲げ、環境負荷の小さい農業の普及を目指しています。
農薬と化学肥料に依存し、徐々に土が痩せていく。実は、多くの圃場でこんな悪循環が生まれています。このサイクルでは「今」の収穫量は増えるけれど、100年後の豊作は期待できないのではないか?未来から前借りをしているだけではないだろうか?
私たちはそんな、「未来からの前借り」をやめたいのです。

京都を中心に、関西や九州の農家さんと提携し、何を、いつ、どれくらいつくる?ということから一緒に悩み考えています。
そうして農薬や化学肥料に頼らずに丁寧に栽培された野菜を、ぐるーっと集めて、みなさんに宅配しています。

農薬や化学肥料に頼らない農業は、とても根気のいる地道な作業です。野菜を集めて回り、それを小分けして箱詰めするのは、とても地味な仕事です。
だけどこれが明るい未来につながってるんだと思いながら、今日も大切に大切に、お野菜をお届けしています。
私たちの活動に興味を持ってくださった方は、ぜひ株式会社坂ノ途中のホームページもご覧ください。

若手農家や新規就農者を中心とした提携農家さん。

実は今、「農薬や化学肥料に頼らない農業」を志す人が増えています。
オーガニックや自然農法、自然栽培といった言葉が、憧れをもって語られることも増えました。
だけれども、そのうち多くの人が、就農をあきらめてしまいます。
ごく一部の人が、「自分はやりぬくんだ!」と強い決意を持って就農しますが、たいていの人は続かずに辞めてしまいます。

一番の理由は、「販路が見つからないこと」。
生産量が少量で不安定になりがちな若手農家・新規就農者は、野菜を流通させる企業からすると、「付き合いにくい相手」と映ってしまうのです。
だけれど、彼らの野菜はとても美味しい。
必死で情報収集して、試行錯誤して、時には周囲から「ムリだムリだ」といわれながら、「それでも自分は農業がやりたい!」と一歩を踏み出した人たちですから。
すごくまっすぐに、丁寧に、野菜を作っています。

生産量が少量でも不安定でも、販売していける仕組みを作って、この美味しい野菜をみんなに知ってもらおう!そんな仕組みができたら、農薬や化学肥料に頼らない農業を行える人が増え、「未来からの前借り」をやめていけるんじゃないだろうか。
そんなことを考えて坂ノ途中は2009年に設立されました。

生産地は京都と中心に関西。一部九州や中国地方の野菜も入ります。

私たちは、自分たちで野菜を集めることを大切にしています。
畑を訪ねることで、畑や野菜のコンディションもよくわかります。
農家さんと顔と顔を合わせて談笑することで、これからの作付け予定など計画のすり合わせもスムーズになりますし、大切にしている価値観や伝えたい思いなんかも、しっかりと受け取れると思っているからです。

毎週4回、京都=>滋賀=>三重=>奈良=>(たまに大阪=>)京都と、ぐるーっと車を走らせて、7時間くらいかけて野菜を集めています。取り扱える野菜の量がほんのちょっとだったころは、そんな効率悪いことしてたら絶対ムリ!とお客様からも農家さんからもよく言われました。ですが僕たちは、自分たちで集めるということを大切にしたいと思ったのです。
僕たちの無謀な挑戦にあきれた(?)お客さまが、周りの方にすすめてくださったおかげで少しずつ取扱量も増え、今では集荷トラックが会社に帰るころには、車の冷蔵庫はお野菜でぎっしりです。

いろんなご縁があって、尊敬できる農家さん、気の合う農家さんと出会えたので、最近では一部、九州や中国地方のお野菜も扱っていますが、遠くの農家さんのところも頻繁に訪問して、顔を合わせる機会を作っています。

私たちがお届けするお野菜は、ただ農薬や化学肥料を使っていないお野菜というわけではなくて、環境負担を小さくしたいという私たちの想いに共感してくれた農家さんが、本当に丁寧に栽培して、私たちに手渡してくれたお野菜なのです。


何を、いつ、どれくらいつくる?から農家さんと一緒に考えます。
お客様からのお褒めの言葉もお叱りも共有するのが坂ノ途中のスタイル。
直接自分たちで集荷した、大切に育てられたお野菜を出荷しています!

お野菜ポリシー


どんなお野菜を扱ってるの?

環境への負担の小さい農業を実践する農家さんと提携しています。
土づくりを大切にした生き物いっぱいの畑で、じっくりと育った元気なお野菜を宅配いたします。

お届けするお野菜は、栽培期間中、化学合成農薬不使用、化学肥料不使用のものばかりです。(有機JAS認証で使用が認められている生物農薬は、ごくまれに使用する場合があります)。
提携している農家さんは、京都を中心に約40軒。関西のほか、一部九州の農家さんの野菜も扱っています。

「有機野菜」なの?

提携している農家さんの多くが小規模だったり、就農してからの年数が浅いため、有機JAS認証は取得していない場合が多いです。ですので、坂ノ途中で取り扱っているお野菜の多くは、厳密には「有機野菜」と名乗ることはできません(農薬や化学肥料を使っていなくっても、有機JAS認証を取得していなければ「有機野菜」とは名乗れないというルールなのです)。

そのため、「農薬、化学肥料不使用で育てたお野菜」という、少々長くなってしまう表現を使っています。
~有機JAS認証と坂ノ途中~
有機JAS認証という制度は、第三者が栽培過程や流通過程の妥当性を保証するという役割を果たしています。この役割は有機農産物の大量生産や大規模流通を展開していくためにはとても重要なことだと思います。
ですが新規就農者や小規模農家にとっては認証取得の手間や費用負担があまりに大きく、取得までたどり着ける農家さんは多くありません。取得していなければ丁寧につくっていても「有機野菜(オーガニック野菜)」と名乗ることもできず、品質の良さをお客さんに理解してもらうのが余計に難しくなってしまっています。というわけで有機JAS認証は、新規就農者や小規模農家に対しては「優しくない」制度になってしまっているのが現状です。
また、大規模に生産したお野菜は、こじんまりと丁寧に(僕たちは「手づくりの野菜」と表現することが多いです)作られたお野菜に比べて食味で劣ることも多いです。「有機野菜って別に美味しくないよね…」とたまに言われてしまう一因がここにあるように思います。
さらには、有機JAS認証は取得しているものの、効率化のために有機肥料をたっぷりと投入して、環境への負担が大きい栽培スタイルになっている例もしばしば見かけます。
以上のような理由から、坂ノ途中では提携農家さんに有機JAS認証取得を求めることもありませんし、有機JAS認証を取得しているお野菜とそうでないお野菜とで買い取り価格を変えることもしていません。

坂ノ途中からお野菜を買っていただくことの意味

野菜作りへの技術と熱意をもった新規就農者にとって一番の壁は、できたお野菜をお金に変えることです。彼らのつくるお野菜は少量だったり不安定になりがちなため、味は良くてもなかなか販路を確立できないのです。
坂ノ途中では、味は良いけど量は採れない、そんな農家さんと提携して、彼らのお野菜を販売し、みなさんに宅配しています。

お客さんがお野菜セットを買ってくださることは、確実に新規就農者の収入向上につながります。「美味しかった!」「こんな風に料理したよ!」そんな声も、すべて提携農家さんと共有しています。特に、定期購入していただけると、栽培計画など見通しが立てやすくなります。新しい農地を借りる、研修生を雇用するなど新しい挑戦を行うための、かけがえのない後ろ支えになります。
また、就農したい若者は、実はとてもたくさんいます。就農希望者にとって、すでに就農を果たした新規就農者は、先輩でありお手本です。新規就農者がまじめに努力すれば農業で食べていけるという姿を見せることが、後に続く人たちを勇気づけ、環境負荷の小さい農業が普及していく第一歩となります。

生き物いっぱいの畑で育った、明るい未来へとつながるお野菜、ぜひ一度、食べてみてください!
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