茶葉の旨みと甘み、玄米の香ばしさを
渋みをおさえ、旨みと甘みを引き立てた、かぶせ茶の一番茶を使用しています。
この茶葉が育つ畑では、秋と冬にごま油かすを主とした肥料を少しだけ与えることで、旨みのある味わいをより引き出せるよう、工夫しています。
香ばしく炒って合わせた玄米は、滋賀県高島市で化学合成農薬・化学肥料を使わずに育てられたもの。食べると甘みが感じられ、この茶葉に合わせるのにいいお米だなと思ったと、お茶のつくり手、〈製茶房嘉栄〉の林嘉人さんは言います
おいしいお茶の淹れ方
急須に約3〜5g(大さじ1杯程度)の茶葉を入れ、150ccの熱湯を注ぎます。
約30秒で飲みごろになりますが、お好みの濃さになるよう時間を調整してください。
水出しでも、香ばしくすっきりとした味わいをお楽しみいただけます。
水出し茶のつくり方はこちら≫
つくり手のこと
製茶房嘉栄 林嘉人さん(京都府和束町)
京都府南部に位置する和束町は、古くからつづくお茶の産地。山の斜面は茶畑の緑に覆われ、水もち、水はけの良い土壌、そして昼夜の大きな寒暖の差が生み出す霧によって、香り高いお茶が育まれています。
林さんは、この町で生まれ育ちました。野山で遊ぶのが大好きだった彼ですが、中学生のとき、生死に関わる大病を患い、入院生活がつづきました。二年遅れで高校を卒業し、茶農家になることを決意。それから二十年近く、お茶をつくり育てています。
「自然のなかで、生き物に囲まれて、お茶の樹を育てたい、そうしてできたお茶を飲んでもらいたいと思ったんです」
病を生きのび、動く体があること、生きていることの有難さをつよく感じたことが、彼のお茶づくりの原点になっています。
「山のいのちがめぐるこの場所で、こうしてお茶をつくらせてもらっているというのは有り難いことです」
新茶の収穫が終わり、茶園の忙しさも少し落ち着いた頃。和束町の林さんの畑を訪ねました。
商品詳細
・名称 玄米茶
・原材料名 緑茶(京都府相楽郡和束町産)、玄米(滋賀県高島市新旭町産)
・内容量 50g
・賞味期限 お届け後60日保証
・保存方法 高温多湿を避け移り香にご注意ください。開封後はお早めにお飲みください
・製造者 製茶房嘉栄 林嘉人
・取り扱い基準 坂ノ途中の加工品取り扱い基準について、詳しくはこちらをご覧ください